機内で2万ドル消失!非中国人客は全員身体検査に応じるも、中国人客の大半は拒否―タイ

Record China    2020年1月17日(金) 11時40分

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16日、環球網によると、中国人客が多く乗った旅客機がタイ・バンコクを経由した際に警察官が身体検査を行い、多くの中国人が検査を拒否するトラブルがあった。

2020年1月16日、環球網によると、中国人客が多く乗った旅客機がタイ・バンコクを経由した際に警察官が身体検査を行い、多くの中国人が検査を拒否するトラブルがあった。

記事によると、タイの華字メディア「泰国頭条新聞」は15日、多くの中国人乗客を乗せたケニア航空の旅客機がタイを経由した際、バンコクの空港で乗客への身体検査が行われたと報じた。タイの中国大使館は16日に、これが事実であることを認めたという。

報道によれば、14日午後に119人の中国人を含む乗客207人を乗せたケニア航空886便が経由地のバンコクに到着した際、ウガンダ人乗客が「携帯していた2万ドル(約220万円)がなくなった」と警察に通報。空港関係者や警察官が現場に駆け付け、すべての乗客に検査を求めたところ、非中国籍の乗客88人全員が検査に応じたのに対し、中国人客で応じたのは36人のみだったという。

その後、警察官が中国人乗客1人の腰から輪ゴムで束ねられた2000ドル(約22万円)分の紙幣を発見。この乗客と同行者合わせて7人を連行して取り調べを行った。ウガンダ人乗客は「なくなった現金と同じ束ね方だ」としたが、確たる証拠が見つからなかったため7人はほどなく釈放された。

同便の機長は安全上の理由から、感情を荒立てて検査を拒否した中国人乗客5人と、取り調べを受けた7人の搭乗を拒否。同便はその他の客を乗せて、バンコクを出発した。

また、騒動の途中で中国人乗客の一部が現地の中国大使館に連絡を取っており、大使館側は現地当局に対して中国人乗客の権利を守るよう要求。残された計12人の中国人乗客は同航空から夕食が提供されるなどした上で、同日深夜の便でタイを離れることになったという。(翻訳・編集/川尻

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