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9月30日、スマートフォンでチャットアプリ「微信」を立ち上げるだけで、親しい友人のアップデート写真を閲覧できるだけでなく、近くの人が「微信」で発信した商品情報を見ることもできる。資料写真。
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2013年9月30日、スマートフォンでチャットアプリ「微信」を立ち上げるだけで、親しい友人のアップデート写真を閲覧できるだけでなく、近くの人が「微信」で発信した商品情報を見ることもできる。スマートフォン全盛の時代、自社商品の販促活動に「微信」を利用する経営者は上昇の一途を辿り、「マイクロ・マーケティング」がひっそりと人々の日常生活に入り込んでいる。新華網が伝えた。
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黒竜江省ハルビン市で子供服店を営む陳芳(チェン・ファン)さんは、「最近、多くの友人が微信を使って商品を販売していることを知った。そこで、店内で販売している子供服の写真を撮影し、微信アルバムに投稿したところ、写真を見た多くの友人やネットユーザーから、商品に関する問い合わせを受け、実際に店に買いに来るという人までいた」と、初めての「マイクロ・マーケティング」に味をしめた。「この1カ月だけで、店の商売は前月より倍増した」と、陳さんはこの新しい経営手法を手放しで褒め称えた。
ハルビン市のある大型マーケットの近くで「微信」を立ち上げると、近くにいるネットユーザー100人のうち8人が、靴、化粧品、アパレルなどの商品情報を、微信を使って発信していた。ユーザネーム「開心生意人(楽しい商売人)」さんは他のネットユーザーに向け、洋服の写真10数枚を投稿していた。彼は、「微信で商品情報を発信するのは、ちょっとした売上増を目指してのことだ。もしお客さんが興味を持てば、商品を自宅まで配送し、直接取引が行える」と語った。
現在、「微信」には「個人アカウント」以外に、多くの「パブリック・アカウント」が開設されている。「微信」で「商店」というキーワードでパブリック・アカウントを検索すると、日用品、服装、食品などあらゆる領域をカバーする無数の商店がヒットする。
▽「微信」を使った「マイクロ・マーケティング」について、専門家は次のような見方を示した。
スマートフォンの普及に伴い、従来のマーケティング手法では、もはや市場ニーズを十分に満たすことができなくなり、「マイクロ・マーケティング」は、業者が競争するプラットフォームとなりつつある。若者の多くが微博(ウェイボー・ミニブログ)や微信を利用しており、一部マーケットも、これらのプラットフォームを通してイベント関連情報を発信し始めている。販促コストを節約できるほか、若い消費者の関心を引くこともでき、多くの潜在顧客が自然に育成されている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)
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