プラハ市長の「政治ショー」に両国関係は破壊できない=CMG論評

CRI online    2020年1月15日(水) 16時45分

拡大

 チェコの首都プラハのズデニェク・フジブ市長は現地時間12日、ドイツの週刊紙ウェルトに寄せた論評で、中国を「信頼できないパートナー」だと非難すると同時に、13日に台北市と姉妹都市関係を結ぶ方針を明らかにしました。このような「一つの中国」の原則に背き、中国とチェコの友好関係を著しく...

 チェコの首都プラハのズデニェク・フジブ市長は現地時間12日、ドイツの週刊紙ウェルトに寄せた論評で、中国を「信頼できないパートナー」だと非難すると同時に、13日に台北市と姉妹都市関係を結ぶ方針を明らかにしました。このような「一つの中国」の原則に背き、中国とチェコの友好関係を著しく破壊する悪質な行動に対して、上海市人民政府外事弁公室は14日に声明を発表し、強い非難と厳正な抗議を表明すると同時に、プラハとの姉妹都市関係を解消すると発表しました。

 CMG(チャイナ・メディア・グループ)は15日に論評を発表し、プラハ市の行動は西側の中国・ヨーロッパ関係を邪魔する企みに迎合するもので、その本質は中国との対立によって市民感情を煽り立て、政治的利益を獲得することにあると指摘しました。

 なお、チェコ政府はプラハ市による「政治ショー」に不満を示し、ミロシュ・ゼマン大統領の報道官は「プラハの市長は中国との関係を故意に破壊し、チェコの利益を系統的に破壊する」と非難した上で、「外交権は中央政府にあり、プラハ市長の言行は政府を代表できるものではない」と強調しました。また、ネット上では「プラハ市長の長たらしい弁論は、最終的にチェコの利益を損なうだろう」というチェコ国民のメッセージが見られました。

 CMGの論評はさらに、「2018年の中国とチェコの貿易額は163億ドルを突破し、中国によるチェコでの投資は24億ドルに達して、6000人もの雇用を創出している。また、過去数年間で中国からチェコへの観光客数は毎年30%近くの伸び率で伸びており、中国はチェコにとって5番目のインバウンド産業における相手国である。安定した両国関係は双方の利益に合致するものであり、中国と対立するこのような政治ショーは両国関係の前向きな発展の趨勢を止めることはできない」と指摘しました。(提供/CRI

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携