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程永華氏「中日関係は重要な一里塚を迎える」

配信日時:2020年1月15日(水) 16時10分

中日双方は習近平国家主席が今春招待に応じて日本を国賓訪問することを、すでに大筋で決めた。この訪問は必ずや新しい時代において中日関係の発展を先導する重要な一里塚となる。(文:程永華前駐日大使。北京日報掲載)

現在、両国各界の互いの努力で、中日関係は国交正常化以来最も困難な時期を乗り越え、改めて正常な軌道に戻った。2019年6月に習主席はG20大阪サミットで安倍首相と会談した。両国首脳が新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築について重要な共通認識にいたり、今後の両国関係発展の方向をさらに指し示したことには、重要な指導的意義があった。2019年12月、安倍首相が中日韓サミット出席のために訪中し、習主席、李克強総理とそれぞれ会談した。双方は中日関係を新たな段階へと押し上げる必要性を一致して表明した。両国は上層部交流を継続して、中日関係の一層の改善と発展に力強い弾みをつけている。

上層部交流が力強くリードする形で、両国の実務協力は実り豊かな成果を上げ、人的・文化的交流は日増しに緊密化している。2018年に中日貿易額は3276億6000万ドルに達した。日本にとって中国は最大の貿易相手国であり、最も重要な輸出市場だ。日本の対中直接投資は38億1000万ドルと世界6位であり、前年比13.6%増加した。両国間の人的往来は延べ1200万人近くに上る。中日間には利益の大融合、国民の大交流という互恵協力の構造が形成されつつあり、両国関係の持続的な改善と発展を力強く後押ししている。

未来を展望すると、中日関係は現在新たな歴史的出発点に立っている。新たな情勢の下、双方は両国首脳の重要な共通認識を導きに、大勢に着眼し、潮流に順応し、チャンスをとらえて、両国関係の明るい将来を切り開くべく努力するべきだ。

第1に、政治的相互信頼を強化し続ける必要がある。「和すれば共に利し、争えば共に傷つく」。これは歴史が中日両国に残した重要な啓示だ。中日関係の改善と発展の鍵は相互信頼にあると、習主席は繰り返し強調している。双方は成果を大切にするとともに、実際の行動によって妨害を排し、相互信頼を揺るぎないものにし、中日間の4つの基本文書の確立した諸原則を順守し、大局に着眼し、両国間の敏感な問題や摩擦、溝をうまく取り扱い、管理し、両国関係が正しい軌道に沿って前向きに発展し続ける後押しをする必要がある。

第2に、各分野の互恵協力を強化し、拡大する必要がある。双方は新たな科学技術産業革命及び世界経済発展の潮流に着眼し、各々の強みを積極的に発揮し、中日経済貿易協力の質的向上と高度化を後押しし、科学技術革新、財政・金融、医療・健康、介護・看護、省エネ・環境保護、旅行・観光など広範な分野で互恵協力を強化するべきだ。第三国市場協力やイノベーション協力等新たなプラットフォームを通じて、絶えず両国の実務協力に新たな道を開き、新たな目玉をつくり、質の高い互恵・ウィンウィンを実現するべきだ。

第3に、人的・文化的交流に引き続き力を入れる必要がある。中日は地理的に近く、文化的に通じ合う。人的・文化的交流の深い実施は、高水準の民心の通じ合いを築き、両国関係の民意の基礎を強固にするうえでプラスだ。王毅国務委員兼外交部長(外相)は2019年11月に訪日し、東京で日本の茂木敏充外相と中日ハイレベル人的・文化交流対話を始動し、初会合の共同議長を務め、次の段階における両国の人的・文化的交流の重点的な分野と方向を定めて、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築に新たな弾みをつけた。双方が多元的でインタラクティブな、素晴らしさにあふれる人的・文化的交流の新たな構造を共に築くことを期待する。

また、一国主義と保護主義の逆流を前に、中日両国は責任ある国家として、同舟相救うパートナー精神を発揚し、多国間主義と自由貿易を旗幟鮮明に守り、グローバルな試練に連携して対処し、世界にさらに多くの安定性とプラスのエネルギーを与えるべきだ。

中日双方は、習主席が今春招待に応じて日本を国賓訪問することを、すでに大筋で決めた。この訪問が実現すれば、中国の国家主席による日本への公式訪問は12年ぶりであり、必ずや新しい時代において中日関係の発展を先導する重要な一里塚となる。双方が共に努力して、訪問のために望ましい雰囲気を醸成し、環境を整え、中日関係が真に長期安定的に発展する後押しをすることを期待する。(編集NA)

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