なぜ日本人は中国人より給料が高いはずなのに高級車を買わないのか―中国メディア

Record China    2020年1月18日(土) 12時40分

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14日、中国メディアの和訊網は、高級車を購入する日本人が多くはない理由について分析する記事を掲載した。資料写真。

2020年1月14日、中国メディアの和訊網は、高級車を購入する日本人が多くはない理由について分析する記事を掲載した。

記事は、「日本は自動車工業大国であり、第2次世界大戦後に発展し始めた自動車産業は、世界各国で高い評判を得ていて販売台数も多い」と紹介。そして「世界中の人が日系車に乗っているが、日本人自身はどんな車に乗っているのだろうか」と問い掛けた。

その上で、「日本の街には大量の日系車と高級車があふれていると思ったが、街中で見掛ける車は安い車が多く、排気量の小さなミニバンの車が多かった」と紹介。「日本は先進国であり、日本人の平均収入は中国人よりずっと多く、道理から言えば日本人は高級車に乗っているはず」とし、「なぜ多くの日本人は排気量の小さな安い車に乗るのだろうか」と疑問を投げ掛けた。

その理由について記事は「お金がないからではなく、経済的でエコな外出方法を重視しているからだ」と分析。「日本人が通勤でよく使う交通手段は地下鉄であって、自家用車ではない。日本は人口密度が高いので自家用車で出勤すると容易に渋滞する。地下鉄やバスは渋滞しにくく、しかも経済的でエコなので日本人はこの通勤方法を選ぶ」と論じた。

また、別の理由として「日本の酒文化と関係がある」と分析。退社後に酒を飲むサラリーマンは多いが、「日本は飲酒運転に非常に厳しく、発覚すると刑務所に行く可能性もあるため、日本人なら誰でも飲酒後は絶対に運転してはいけないことを知っている」と伝えた。そして、飲酒して運転できないなら、運転して通勤する意味がなく、したがって地下鉄やバスを利用するのだと論じた。

このほか、「日本は資源が非常に少ない島国であるため、多くの日本人は排気量の小さなミニバンを買う。この種の車は燃費がとてもよく、日常の足として問題ないからだ」と指摘。「日本の家庭では2人かそれ以上の子どもがいる家庭が多く、定員5人の車では足りないため、このような家庭では7人乗りの車を購入するようだ」と紹介した。(翻訳・編集/山中)

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