カリスマ女優のリウ・シャオチン、香港人俳優との待遇差に「ロケ弁」盗んだ過去を告白―中国

Record China    2013年9月30日(月) 18時40分

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29日、中国の女優リウ・シャオチンが香港のトーク番組の収録で、過去に存在した中国と香港のタレント間の待遇差について語った。写真はリウ・シャオチン。

2013年9月29日、中国の女優リウ・シャオチン(劉暁慶)が香港のトーク番組の収録で、過去に存在した中国と香港のタレント間の待遇差について語った。明報が伝えた。

名実ともにトップにのし上がり、事業を成功させ“富豪女優”と呼ばれた一方で、脱税の罪で服役するなど、波乱万丈な人生を送ってきたリウ・シャオチン。最近では、アラカン(アラウンド還暦)世代ながら若々しい美貌をキープしているため、“美魔女”としても有名となっている。

1984年の映画「西太后」では、彼女が西太后を、香港の俳優レオン・カーフェイ(梁家輝)が咸豊帝を演じた。当時の彼女はすでに中国のトップ女優、カーフェイはデビューして間もない新人だったが、80年代初めの映画界では、中国と香港のタレント間の格差が非常に大きかった。食事も別メニューで、中国側は具のない蒸しパンばかりなのに対し、香港側には豊富な食材を使ったロケ弁が用意されたという。

シャオチンは当時、あまりの待遇差に耐えられず、ある日こっそりカーフェイの食券を盗んで仲間の俳優たちとロケ弁を分け合ったことがあるという。この時の“過ち”については後年、カーフェイに自ら告白した。

「西太后」の撮影は、当時のカーフェイが北京語(中国本土の共通語)を話せなかったため、困難が多かったという。言葉が通じないため、セリフを話すタイミングを合わせるのが大変だった。この時、最も役に立ったのが小道具の扇子。皇帝役のカーフェイが扇子を翻すたび、リウ・シャオチンがセリフを話すという方法で撮影したという。(翻訳・編集/Mathilda

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