第2のエイズ・ライム病、長年の研究によりついに治療可能に―新疆ウイグル自治区

Record China    2007年5月5日(土) 9時37分

拡大

第2のエイズと呼ばれ、新疆ウイグル自治区で多くの命を奪ってきたライム病だが、金兆清医師の6年にわたる研究成果により、治療可能な病気となった。

(1 / 4 枚)

新疆ウイグル自治区アルタイ地区で、多くの命を奪ってきたライム病だが、解放軍十六医院伝染科・金兆清(ジン・ジャオチン)主任の6年にわたる研究成果により、ほぼ治療可能となった。

その他の写真

ライム病は第2のエイズと呼ばれ、世界各国で法定伝染病に指定されている病気だ。マダニを媒介に人・家畜に伝染する。発病初期はリンパ節が腫れたり、インフルエンザのような頭痛・発熱といった症状が出る。この症状自体は数週間で治まるが、数年後に顔面麻痺・脳炎・慢性関節炎などを引き起こす。新疆ウイグル自治区の兵士・農民らは家畜に接触する機会が多いため、該地区ではライム病が蔓延し、多くの命が失われてきた。***

解放軍十六医院伝染科・金兆清(ジン・ジャオチン)主任は6年にわたり、この地区のマダニを採集、分析してきた。その結果、該地区のライム病の把握に成功、基本的に治療可能になったという。多くの命を救う金主任の成果に、新疆ウイグル自治区技術進歩三等賞、軍隊医療成果賞などが贈られている。(翻訳/編集・KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携