過酷な我慢比べ、37時間49分で決着―重慶市

Record China    2007年5月5日(土) 9時8分

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2007年5月1日、重慶市で我慢比べ大会が開催された。参加者は車を取り囲み、右の手のひらを車体上の指定された位置に強く押しつける。この姿勢を最後までとり続けた1人が優勝するというもの。37時間49分で林雪峰が優勝した。わずかに昨年の記録38時間に及ばなかった。

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2007年5月1日、重慶市でちょっと変わった我慢比べ大会が開催された。参加者は車の周囲を取り囲み、右の手のひらを車体上の指定された位置に強く押しつける。このままの姿勢を最後までとり続けることが出来た1人が優勝するというもの。商品は高額、なんと乗用車1台が贈られるという。

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大会は1日13時に開始。最初の4時間で6人が脱落。その後も続々と数を減らしていったが、残り10人ほどになった時点で膠着状態へ。選手たちは、審判の数を増やし規則を厳格にチェックするよう、開催者に要求した。その甲斐あって、2日夜11時段階で12人残っていた選手は2時間半後には半分にまでその数を減らした。***

最後の6強の対決は直接対決の色を帯びた。互いに相手をチェックし、手が所定の位置から少しでも動くとすぐに審判にアピール、相手を脱落させようと試みた。熱い戦いの結果、深夜2時半についに残りの選手は30番・林雪峰(リン・シュエフォン)と51番・周小貴(ジョウ・シャオグイ)の2人となった。それからわずか19分後の深夜2時49分、疲れ切った周が体を動かしたとき、右手が所定の位置からわずかに動いた。審判はこれを見逃さず、周の脱落を宣言。開始から37時間49分の長い長い闘いを制し、林が優勝した。昨年の大会は38時間で決着。わずかに昨年の記録には及ばなかった。林は優勝賞品の乗用車を手に入れ、にっこり。実写は契約費用の8000元(約12万円)を払った後、2か月後に納品されるという。(翻訳/編集・KT)

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