韓国の101階建てタワマン、エレベーターが強風で故障し騒動に

Record China    2020年1月15日(水) 0時20分

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8日、韓国・ソウル経済によると、韓国の釜山にある101階建ての超高層マンションのエレベーターが強風により故障し物議を醸している。写真は釜山。

2020年1月8日、韓国・ソウル経済によると、韓国の釜山にある101階建ての超高層マンションのエレベーターが強風により故障し物議を醸している。

記事によると、韓国大統領府の国民請願掲示板に、当該マンションの入居予定者を名乗る人物からエレベーターに関する苦情が寄せられ、大きな注目を浴びている。苦情は「入居前に用事があって訪問したが、エレベーターのドアが閉まらず、現場にいる職員らが手動で閉めていた」というもの。

原因は「強風」とみられ、「職員らがドアを閉めなければならないが、エレベーターは正常に動いていた」という。また、「技術的な欠陥なのか構造的な欠陥なのか分からないが、エレベーターに乗っている時も騒音(風の音)がすごい」とし、「入居者はエレベーターに乗るたびに激しい恐怖とストレスに苦しんでいる。自分も乗ってみたが、いつか事故が起きるのではないかと不安だった」とつづっていたという。

これについて、マンション側は「ドアが閉まらず、風の音がするのは煙突現象のため」と説明したという。煙突現象とは、外部から入ってきた冷たい空気が建物内に入って温まり、エレベーターの通路から上昇する現象のこと。この風圧によりエレベーターのドアが閉まらなかったり、大きな風の音がしたり、高層階の外壁に結露が生じたりするという。

これを受け、韓国のネット上では「釜山で一番高いマンションが最先端の手動エレベーター(笑)」「不正で完成したマンションだから?」「このマンションのせいでビル風がひどい。周りのお店も商売しづらいほど。建設期間中に亡くなった人もいるし、ガラスも多く割れたよね」などの声が上がり、評判はあまり良くないようだ。

一方、投稿者に対しても「自分たちが好きで入居したのに国に文句を言うの?」「金持ちなんだから専用エレベーターでも設置したらどうか。わざわざ(大統領府の国民請願掲示板に)苦情を寄せることじゃない」との声が上がっている。(翻訳・編集/松村)

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