米国のファッションは「ダサい」? 米中で大きく異なる意識―米華字紙

Record China    2020年1月13日(月) 9時0分

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米華字紙ワールドジャーナルは9日、米国に長く生活する中国人は美意識が変化すると伝えた。写真はカナダグース。

米華字紙ワールドジャーナルは9日、米国に長く生活する中国人は美意識が変化すると伝えた。

記事は、在米生活の長い劉(リウ)さんのケースを紹介。中国に住む母親のために新年のプレゼントとしてブーツを購入したいと思い、母親に写真を送ったところ、嫌がられたという。母親は、中国では長めのブーツはとっくの昔に流行が終わっていると説明し、「街中でこんなブーツを履いている人はいない。今はショートブーツがはやっている」と話したという。

これを聞いた劉さんは、「何とも言えない気持ちになった」という。自分の方がずっと若いのに、母親から「ダサい」と断られるとは夢にも思わなかったからだ。劉さんは「ここ数年、中国での滞在時間が短く、中国の流行は分からない。米国では長いブーツが好まれているのが、中国では人気がなくなったみたい」と話している。

また、「中国のファッションのデザインは変化が速い。流行はとてもはっきりしていて、街では同じようなデザインをよく目にする。米国では普通の人の間では流行がそれほどはっきりしていない。ファッションのデザインに対する要求もそれほど高くない」と話したという。

記事は、「米中では実はファッションのスタイルや求めるものが異なる」とし、「米国人は暖かさや快適さなど実用性を重視するが、中国人はデザインや組み合わせを重視する」としている。

別の中国人女性も、米国に留学したばかりのころはクラスメートから服装を褒められることが多かったという。普段着の時に「これからデートなの?」と聞かれることもあったそうだ。しかし、米国滞在が長くなるにつれ、徐々に着心地の良い服ばかりを選ぶようになり、中国に帰国した時には両親から「ダサい」と言われたという。この女性は、「毎回帰国するたびにネットショップで服を買う。中国ではデザインが多くて安い、しかも日韓のスタイルの物も買える。米国で売られている服よりずっと良い」と話している。(翻訳・編集/山中)

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