「武術太極拳」が夏季ユース五輪の追加競技に決定、五輪大会初―中国メディア

人民網日本語版    2020年1月9日(木) 21時40分

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国際オリンピック委員会理事会が8日、スイス・ローザンヌで開かれた。同会議において、武術太極拳が第4回夏季ユース五輪の新競技として追加されることが決定した。

国際オリンピック委員会(IOC)理事会が8日、スイス・ローザンヌで開かれた。同会議において、武術太極拳が第4回夏季ユース五輪の新競技として追加されることが決定した。武術太極拳が五輪大会で正式競技として採用されるのは今大会が初めてとなる。中国新聞社が伝えた。

第4回夏季ユース五輪は、2022年10月、セネガルの首都ダカールで開催される。大会の運営計画によると、同大会には、世界各国・地区を代表するアスリート48人が4種類の武術競技(男女総合長拳および男女総合太極拳)に出場する予定。このうち総合長拳には長拳と棍術、総合太極拳には太極拳と太極扇の種目がある。

国際武術連盟(IWUF)はこれまでに、2001年、2008年、2011年の3度にわたり、IOCに対して武術太極拳を追加競技種目として申請し、第3回2020年東京五輪追加競技候補8種目に入ったが、最終的に選考から外れた。

昨年12月に開催されたIOC理事会では、ブレイクダンス、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン、空手の5種目が第4回夏季ユース五輪の追加競技として正式に承認された。今月8日の理事会では、武術太極拳と五人制野球が追加競技として採用され、追加競技は7種目となり、計35種類の競技が同大会で実施されることとなった。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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