携帯画面の細菌は便器の3倍、中国の大学生が実験―中国メディア

人民網日本語版    2020年1月11日(土) 22時20分

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武漢生物工程学院生命科学・技術学院の大学2年の学生がこのほど「微生物学実験」の授業で、今学期最後の課題として、学んだ知識を活用して寮の部屋の衛生状況を調べた。

武漢生物工程学院生命科学・技術学院の大学2年の学生がこのほど「微生物学実験」の授業で、今学期最後の課題として、学んだ知識を活用して寮の部屋の衛生状況を調べた。武漢晩報が伝えた。

実験を経て、驚くべき結果が次々明らかになった。学生の崔暁峰(ツイ・シャオフォン)さんのグループが、約2カ月使った歯ブラシに付着する細菌の数を調べたところ、なんと便器に付着している細菌よりも多かったという。また、陳一唯(チェン・イーウェイ)さんのグループの実験では、うがい用のコップは使う前に熱湯ですすぐと殺菌することができ、寝具は1時間以上天日干しすると理想の殺菌効果を得られることが分かった。さらに、携帯電話の画面やパソコンのキーボードに付着する細菌の数は便器より3倍も多かった。

同学院基礎生物学教研室の熊元林(シオン・ユエンリン)准教授によると、人にとって有益な微生物もあるものの、微生物は伝染病の主な媒介となり、秋から冬にかけては伝染病が発生しやすくなるという。

熊准教授は、「普段使うコップは、毎日洗い、熱湯に浸して殺菌したほうがいい。また、布団も頻繁に天日干したほうがいい。1度に1-2時間干すと、殺菌、ダニ退治することができる。歯ブラシやタオルは使い終わった後は洗って、乾燥して風通しの良い場所に置き、そして、2-3カ月で新しいものに交換したほうがいい。携帯電話やパソコンのキーボードは頻繁にアルコールで拭いて殺菌すると良い。何かを食べながら携帯電話やパソコンをいじるのは避けたほうがいい」とアドバイスしている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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