イランの米軍基地攻撃、中国の立場は?

Record China    2020年1月9日(木) 11時10分

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中国外交部の耿爽報道官は8日の定例記者会見でイラン情勢に関する質問を受け、中国政府としての立場を示した。

中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は8日の定例記者会見でイラン情勢に関する質問を受け、中国政府としての立場を示した。

イランのザリフ外相が8日にツイッター上で「イランは国連憲章第51条の下、われわれの市民や高官に対する卑劣な武力攻撃が打ち出された基地を対象に相応の自衛措置を実施・完了した。われわれは事態の激化や戦争を求めないが、いかなる攻撃に対しても自衛する」と発言したことについて、耿報道官は「わが国は事態の進展を注視し続けており、関係各方面に自制を呼び掛けている」とし、中国政府として各方面が互いに尊重した上で対話や交渉など平和的な方法での問題解決を求める姿勢を示した。

また、「われわれは、中東情勢のさらなる悪化は誰の利益にもならず、地域の平和安定を保つことが世界にとって極めて重要なことだと再三述べてきた」としている。

さらに、イランが米空軍基地への空襲を「自衛」と称したことについては「現在の状況に憂慮を覚える」とした上で、平和的な問題解決による地域の平和と安定を守るとの立場を繰り返した。(翻訳・編集/川尻

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