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睡眠不足に精神崩壊、韓国で5年間に消防公務員50人以上が自殺―中国メディア

配信日時:2020年1月10日(金) 10時40分
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中国メディアの中国新聞網は7日、韓国メディアの報道を引用し、同国で5年間に50人以上の消防公務員が自殺したと報じた。写真は韓国地図。

中国メディアの中国新聞網は7日、韓国メディアの報道を引用し、同国で5年間に50人以上の消防公務員が自殺したと報じた。

韓国消防庁によると、2015~19年の間に自殺した消防公務員は56人と、殉職者(23人)の2倍強に上った。その数は年々増えており、現場からは「心的外傷後ストレス障害(PTSD)と睡眠問題が自殺頻発の主な原因」との声が上がっている。全羅南道で任務に当たるある関係者は「悲惨な死の現場を見て精神が崩壊した職員がいる」「われわれは本来、睡眠が不規則な職業。ホルモンの分泌に影響が出て、自殺が起きる原因にもなっているのではないだろうか」などと話し、別の関係者は「PTSDが最大の原因。PTSDと睡眠不足が重なれば精神的な疲弊はさらに悪化する」との考えを示したという。

消防庁の関係者も「自殺の背後にはさまざまな原因があるが、他の職業と比べると警察と消防には確かにこうした問題(PTSDや睡眠問題)が存在する」と指摘し、現場で残酷な光景を見ざるを得ないことや時には同僚の死に直面せねばならないこと、救出を待つ人を助けられなかった時に抱える罪悪感などに言及。同庁などが実施した消防公務員の心の健康に関するアンケート調査では、「自殺危険群のPTSD比率は54.7%、睡眠障害比率は81.1%で、全体平均のそれぞれ10倍と3倍」との分析結果が出たそうだ。

この問題を解決するため、消防庁は職員らが健康を取り戻すためのサービスを提供したり、健康増進施設の建設を推進したりしているという。(翻訳・編集/野谷

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