慰安婦像前で「日本ファイト」=韓国市民団体代表、デモ法違反で送検される

Record China    2020年1月30日(木) 12時10分

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29日、韓国・ニューシスによると、ソウルの慰安婦像の前で「日本ファイト」などと叫んだ韓国の市民団体代表が送検された。写真はソウルの日本大使館前の慰安婦像。

2020年1月29日、韓国・ニューシスによると、ソウルの慰安婦像の前で「日本ファイト」などと叫んだ韓国の市民団体代表が送検された。

記事によると、韓国のソウル鍾路警察署はこのほど、集会及びデモに関する法律に違反したとして、市民団体「オンマ(=母親)部隊」のチュ・オクスン代表を起訴意見付きで送検したことを明らかにした。チュ代表は昨年8月1日、慰安婦像があるソウル鍾路(チョンノ)区の日本大使館近くで事前に届け出をせず集会を開いたとされている。

この集会でチュ代表は「文在寅(ムン・ジェイン)政権は日本政府に謝罪せよ」と書かれた垂れ幕を持ち、文大統領に対し「頭を下げて日本に謝罪せよ」という趣旨の発言をしたという。また、「われわれの指導者が無力で無知なせいで日韓関係を破壊したことについて、安倍首相に韓国国民として心から謝罪する」とし、「日本ファイト」とも叫んだという。

これを受け、市民団体「弊害清算国民参加連帯」は同年8月8日、「記者会見を口実にした届け出のない集会である上、集会禁止地域とされる外交機関周辺100メートル以内で行った。明白な集会法違反だ」と主張し、告発していた。

この記事は韓国のネット上で1万件以上のコメントが寄せられるなど、大きな波紋を呼んでいる。コメントは「さすが自由韓国党(最大野党)の次期候補」「もし自分の娘が植民地時代の被害者だったとしても同じことが言える?」「そんなことを言うなら日本に住めばいい」「ある意味、新型コロナウイルスより恐ろしいよ」など、チュ代表の発言に対する批判が並んでいる。(翻訳・編集/松村)

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