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23日、韓国のソウル大学アジア研究所内に設置された米中関係研究センターが9月から正式に活動をスタートさせる。資料写真。
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2013年9月23日、朝鮮日報によると、韓国のソウル大学アジア研究所内に設置された米中関係研究センターが9月から正式に活動をスタートさせる。同センターは韓国初の米中関係専門の研究機関となる。24日付で国際在線が伝えた。
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初代所長となるソウル大学政治外交学部の鄭在浩(チョン・ジェホ)教授は「20世紀における朝鮮半島問題の中心的な関係が米ソであるとすれば、今後の中心的な関係は米中だ。そのため米中関係の体系的な研究が急務となっている」と話す。中国の台頭は予想を上回るペースだとし、「中国の国内総生産(GDP)は2010年に日本を上回り、この成長ペースが続けば、早ければ2020年には米国をも上回ることになる」と指摘した。
また、「米中の戦略的競争の中心となる舞台は東アジア、特に朝鮮半島になる。韓国は米国との同盟関係にあると同時に、中国の戦略的パートナーであり、北朝鮮問題に協力して対応していくことになる」と語った。
同センターは韓国や米国、中国から米中関係に関連するこれまでの研究資料を収集、データベース化し、2014年には研究結果を出版するという。鄭教授は「専門家を招き、米中関係に関する勉強会を毎月実施していく」としている。
「中国にとっての米国」をテーマとした第1回勉強会が23日にソウル大学アジア研究所で開催され、中国共産党中央党校国際戦略研究センターの門洪華(メン・ホンホア)副主任が出席した。(翻訳・編集/岡田)
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