腐った果物でフルーツジュース!?有名果汁飲料メーカー、生産停止で当局が調査介入―中国

Record China    2013年9月25日(水) 12時10分

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24日、中国の有名果汁飲料メーカー3社が腐ったり傷んだりした果物を原料として使用していたとの報道が流れ、国内で大きな波紋を広げている。資料写真。

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2013年9月24日、中国の有名果汁飲料メーカー3社が腐ったり傷んだりした果物を原料として使用していたとの報道が流れ、国内で大きな波紋を広げている。中国広播網が伝えた。

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報道によれば、匯源果汁、安徳利果汁、海昇果汁の3社は果物農家から腐って変質したり、地面に落ちた果実を購入して原料に使用し、4カ所の生産工場でジュースや濃縮果汁製品を製造していた。匯源果汁は果汁飲料のトップシェアを誇る中国国内では有名なブランドで、香港にも株式を上場している。

国家食品薬品監督管理総局では、4カ所の生産工場がある地元の食品安全監督管理部門に指示して直ちに調査を展開し、監督検査を実施した。しかし、初期段階の調査では、問題の工場のうち1カ所は昨年末から生産を停止していたり、原料用の腐った果物が発見されることはなかった。現在、2カ所の工場は生産停止命令を受けて法執行部門と協力しながら内部調査を行い、サンプル検査を実施している。

問題の工場がある安徽省食品薬品監督局食品生産建設管理処の仲炎(ジョン・イエン)処長は、現場で日常行われている監督管理部門の巡査記録を見た結果、衛生管理には問題がないとして、採取したサンプルの検査結果に問題がなければ生産停止を命じた工場を再開させなければならないと語った。

国家食品薬品監督管理総局・食品安全監督管理部門の関係者は、地元の食品安全監督管理部門の調査状況に基づいて、もし違法行為が見つかった場合は法律に基づいて厳粛に処理を行うと述べた。(翻訳・編集/碧海)

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