抗日烈士記念碑に「愛してる」の落書き、熱愛から別れをつづった日記帳風のものまで―湖北省武漢市

Record China    2013年9月25日(水) 7時33分

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24日、中国湖北省武漢市江夏区にある抗日烈士を記念する中山艦博物館の烈士記念碑に、恋愛中のカップルによるものと思われる落書きが見つかり、関係者を嘆かせている。

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2013年9月24日、中国湖北省武漢市江夏区にある抗日烈士を記念する中山艦博物館の烈士記念碑に、恋愛中のカップルによるものと思われる落書きが見つかり、関係者を嘆かせている。●(●は草冠に刑)楚網が伝えた。

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記念碑は博物館後方の牛頭山の上にある。1つの石碑が25本の石柱からなっており、これが中山艦抗日戦没烈士記念碑と呼ばれている。この25本の石柱は中山艦で日本軍機を迎え撃って亡くなった25人の将兵を象徴する。

22日の夕方、ある観光客がここを通りがかった時、石柱の表面にいくつもの落書きを発見した。内容はさまざまだが、その大部分は恋人同士が愛情を確認し合う内容で、「○○と××がいつまでも一緒にいられますように」、「○○愛してる」といったものだった。さらに、ある落書きでは自分が恋人と熱愛してから別れるまでの過程を日記帳のようにつづったものまであった。

博物館の従業員は、「落書きの内容から見て、主に若者がやったのだろう。烈士をしのぶための石碑を侮辱してこんなふうにしてしまうなんて、本当に心が痛い」と嘆きながら語った。

尖閣や歴史問題で対立が深まっている日中関係。そのような局面においてことさら強調され、尊重されるのが、抗日烈士などを称えた愛国主義教育基地のはずなのだが、熱愛中のカップルには単なる落書きの対象物としか映らなかったのだろうか。何とも皮肉である。(翻訳・編集/碧海)

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