2020年1月2日、参考消息は香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの報道を引用し、今年の春節（旧正月）の長期休暇で人気の海外旅行先について紹介する記事を掲載した。

中国の大手オンライン旅行サービスの運営会社の報告によると、2020年1月24日から30日までの春節期間中に、中国では延べ約4億5000万人が国内及び海外へ旅行に出かける見込みだという。

このうち、海外旅行先の人気トップ3はバンコク、大阪、東京で、国別では日本、タイ、シンガポール、フィリピン、ベトナムなどアジアの近隣諸国の人気が高いという。

中国海外旅行研究所の予測によると、2020年の春節期間中の海外旅行者は延べ700万人を超える見込みで、昨年の延べ630万人からさらに増加する。2000年当時、中国人の海外旅行者数は年間で延べ約1050万人にすぎなかったという。

記事は、タイや日本が海外旅行先として人気が高い理由として、中国人旅行客が歓迎されることや、ビザが取得しやすくなっていることと関係があると分析している。（翻訳・編集/山中）