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30日、新浪財経は、韓国の造船新規注文量が2年連続で世界トップになる見込みだと報じた。資料写真。
2019年12月30日、新浪財経は、韓国の造船新規注文量が2年連続で世界トップになる見込みだと報じた。
記事は、英調査会社クラークソン・リサーチの統計として、2019年11月末現在で韓国の造船業が712万CGT(標準貨物船換算トン数)相当の民間用船舶の注文を受け、世界の造船企業による総受注量の36%を占めたことが明らかになったと紹介。このペースで推移すれば、年間の受注量が18年に続き中国を抜いて世界一になる見込みだとした。
その上で、韓国の造船業がこの2年間好調な理由として、韓国政府が補助金や金融支援、減税、さらには自ら発注するといった助成を行ってきたこと、そして韓国の得意とする液化天然ガス(LNG)船舶の注文が多かったことを挙げた。
特にLNG船舶については、18年に76隻あったLNG船舶の注文のうち韓国企業が87%に当たる66隻を建造したとの統計を紹介したほか、19年も11月末現在で韓国の三大造船企業が51席ほどを受注し、やはり世界の受注量の80%を占めたとしている。さらに、20年もロシア、カタール、モザンビーク、サウジアラビアといった国でLNG船舶の注文が多くなる見込みであり、韓国が3年連続で造船全体の受注量トップを守る可能性があると伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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