2013年9月16日、中国映画「一座城池」のプレミア上映会に、主演俳優のジェイシー・チャン（房祖名）が出席。青春時代の惨めな思い出を語った。京華時報が伝えた。

「上海ビート」などで知られる中国の若手小説家・韓寒（ハン・ハン）の人気小説を映像化したもの。3人の青年の反逆や暴力をブラックユーモア的に描く鮮烈な青春ストーリーだ。ジャッキー・チェンの長男で、俳優のジェイシー・チャンが主人公を演じている。

16日、北京で行われたプレミアに出席したジェイシーが、青春ストーリーである映画にちなみ、自身の青春時代の思い出について赤裸々に告白した。最も悲惨な経験として語ったのは、米国で過ごしたハイスクール時代のこと。現在は米人気歌手ジャスティン・ティンバーレイクの妻となっている女優のジェシカ・ビールは、当時ジェイシーのクラスメートだった。ある日、ジェイシーは教室で思わずおならをしてしまい、その後ろの席にいたのがジェシカだったという。「彼女ににらまれてしまった」と話すジェイシー。「だから僕のことは覚えているはず。もし忘れていても、においは覚えていると思う」と、ユーモラスに語っている。

ジェイシーによると、ハイスクール時代が人生で最も激しい反逆時代だった。勉強もせずゲームに明け暮れていたが、親元を離れた寂しさと疎外感を感じる日々だったという。（翻訳・編集/Mathilda）