CMG英国支局記者、クリスマスカード事件の煽ぎ立ては茶番劇

CRI online    2019年12月26日(木) 12時45分

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 ここ数日、『サンデー・タイムズ』は上海青浦監獄に関する報道を載せました。この報道は西側のメディアに大々的に宣伝されています。これについて、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)イギリス支局の記者が取材を行い、西側のメディアがでっち上げたこの事件には多くの疑問点...

 ここ数日、『サンデー・タイムズ』は上海青浦監獄に関する報道を載せました。この報道は西側のメディアに大々的に宣伝されています。これについて、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)イギリス支局の記者が取材を行い、西側のメディアがでっち上げたこの事件には多くの疑問点があると指摘しました。以下はその具体的な内容です。

 まずは事実誤認がある。『サンデー・タイムズ』は事実をしっかりと突き止めないまま、「テスコのクリスマスカードは『中国の刑務所の奴隷によって包装されるもの』」と題する文章を掲載し、中国に「犯罪者を奴隷にする」というレッテルを貼っている。作者のピーター・ハンフリー(中国語表記:韓飛龍)氏は文章の中で、数多くの憶測に基づいた表現を使った。裏付けがないうえ、内容も自己矛盾している。

 第二に、報道にバランスが欠けている。報道は中国のいかなる関係部門も関係筋も取材していなかった。その上、テスコの書面声明を故意に無視して、テスコが中国企業との協力を止めたという嘘をねつ造している。

 第三に、「反中国」が、一部の人にとって金銭や政治的利益を求める上での道具になっている。2013年7月、製薬大手のグラクソ・スミスクライン社は贈賄により中国政府から30億元の罰金が処された。同社はその後、当時はビジネス機密を調査する探偵だったハンフリー氏を招いて、内部告発をしたスタッフへの調査を頼んだ。ハンフリー氏はその過程で公民の個人情報を不法に取得する罪で実刑判決を言い渡され、上海青浦監獄に収監され、服役していた。出所後のハンフリー氏は、中国での犯罪歴を人生の汚点として捕らえないどころか、翻ってそれをネタにして様々な場で中国を攻撃することで、ロイヤルティと原稿料を手に入れている。

 クリスマス、人権、中国、刑務所……当該記事には意図的にでっち上げたり、演出したり、利用したりする痕跡が色濃く残っている。このように、「反中国」はすでに、西側の一部の人が金銭や政治的利益をむさぼる道具になっていることが読み取れる。(提供/CRI

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