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中国が世界一位の大国になるのは不可能?=深刻な高齢化、男女比のアンバランスがネックに―米メディア

配信日時:2013年9月22日(日) 8時0分
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18日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版は、「中国が世界一の大国になることは難しい」と題した記事を掲載、人口問題が今後経済成長の足を引っ張ることになると分析した。写真は上海の街。
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2013年9月18日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版は、「中国が世界一の大国になることは難しい」と題した記事を掲載、人口問題が今後経済成長の足を引っ張ることになると分析した。

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中国はここ30年の急速な経済成長によって、世界第二位の経済大国となった。中国が世界一の経済大国となることは、もはや既定路線であるかのような分析があるが、このような見方に意義を呈するのは、香港での勤務、居住歴が30年を超えるティモシー・バードソン氏だ。彼は最も早く中国市場の投資銀行に進出した人物だ。

彼は近頃著した『よちよち歩きの巨人:中国が今後直面する脅威』という書籍で、中国が向き合うことになる一連の難問を記述している。彼によると、今後中国が直面するのは人口構造の問題であり、それは以下の4つに現れるという。

1つ目は、労働力の減少が始まり、賃金の上昇によって競争力が失われること。2つ目は高齢化。3つ目は男女比の著しいアンバランス。4つ目は総人口の減少だ。

国連の最も控えめな見積もりによると、今世紀末頃には中国の人口が現在の3分の2にまで減少するという。3分の1の5億人にまで減少するという予測もあり、米国の人口と同等になるという。バードソン氏は、「人口の深刻な減少の中で経済成長を持続できた国は存在しない。2030年代には、中国の経済成長が2%を保っていられれば御の字(おんのじ)だろう」と述べた。

バードソン氏は、中国当局は経済成長のあるうちにこの難問を解決しておくべきだと指摘し、「できるだけ抜本的な改革をしなければならない。2000年以降中国は眠った状態にあり、何らの改革も行われていないからだ」と語った。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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2013年8月21日 8時0分
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