8月に大気汚染が最も深刻だった10都市を発表―中国環境保護部

Record China    2013年9月20日(金) 10時33分

拡大

18日、国家環境保護部(環境保護省)の担当者はこのほど、中国全土の74都市(北京市・天津市・河北省、長江デルタ、珠江デルタの都市、直轄市、省都、計画単列市)で調査した2013年8月の大気汚染状況を発表した。写真は北京市。

(1 / 2 枚)

2013年9月18日、国家環境保護部(環境保護省)の担当者はこのほど、中国全土の74都市(北京市・天津市・河北省、長江デルタ、珠江デルタの都市、直轄市、省都、計画単列市)で調査した2013年8月の大気汚染状況を発表した。大気汚染が最も深刻だった10都市のうち、北京市・天津市・河北省が8都市を占めた。環境保護部のウェブサイトが伝えた。

その他の写真

8月、74都市の大気の質が基準をクリアした日の割合は9.7%から100%とまちまちで、平均は66.7%だった。基準を満たさなかった日の割合は33.3%で、うち軽度の汚染が24.9%、中度の汚染が6.6%、重度の汚染が1.8%だった。7月と比べると、基準をクリアした日の割合は4ポイント下がり、重度の汚染となった日の割合が0.1ポイント上昇した。

都市別の大気質総合指数を見ると、8月に大気汚染が最も深刻だった10都市は上から順に、●台市(●=刑のへんにおおざと)、唐山市、石家荘市、済南市、邯鄲市、天津市、衡水市、西安市、保定市、廊坊市となった。一方、大気の質が最も良かった都市は上から順に、海口市、銀川市、福州市、舟山市、麗水市、珠海市、哈爾浜(ハルビン)市、貴陽市、昆明市、拉薩(ラサ)市となった。

北京市・天津市・河北省の13都市のみを見ると、大気の質が基準を満たさなかった日の割合は65.4%で、うち重度の汚染となった日の割合は2.7%だった。

長江デルタの25都市のみを見ると、大気の質が基準を満たさなかった日の割合は32.8%で、うち重度の汚染となった日の割合は2.5%だった。

珠江デルタの9都市のみを見ると、大気の質が基準を満たさなかった日の割合は24.0%で、うち重度の汚染となった日の割合は1.4%だった。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/武藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携