2013年9月18日、韓国のある男性講師がオンライン講義で、“葉っぱ”3枚だけを身にまとったほぼ全裸に近い姿で授業を行っていたことがインターネット上で広く話題になり、物議を醸していることが分かった。韓国紙・朝鮮日報の報道を中国・人民網が伝えた。

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韓国史を教えているこの男性講師は26歳。2012年10月、あるコミュニティーサイトで韓国史に関する検定試験対策講座として「先史時代の文化と国家の形成」をテーマとした講義を3セクション、それぞれ10分ほど行っている。男性講師は「旧石器時代の人類の様子を模して(＝ほぼ全裸で)講義を行った」と話しており、最初のセクションの講義はアクセス数5700件を超え、他の講義もアクセス数2000件を超えるほどの人気を博したという。

ところが、この動画をキャプチャーした画像がポータルサイトやSNSに転載されたことで一件が表面化し、問題視されるようになった。また、男性講師が講義動画を行ったコミュニティーサイトは会員4万6000人を抱えており、入会には年齢制限もなく、誰でも無料で講義を視聴できる状態になっていることも問題となった。

男性講師は奇抜な装いでの講義について、「歴史を丸暗記するだけにしないようにするための苦肉の策だった」と説明し、葉っぱだけを身にまとった姿は講義のテーマを表現しただけで、「特に問題はないと思っていた」と釈明した。大韓民国放送通信委員会は「映像の制作意図と内容を確認し、規定に違反しているか判断したい」としている。（翻訳・編集/岡田）