日本に続き今度は韓国で!中国人観光客はやっぱり“あれ”を買い求める―シンガポール華字紙

Record China    2013年9月19日(木) 1時20分

拡大

15日、シンガポールの華字紙・聯合早報によると、かつて韓国人が日本へ旅行した際の定番のおみやげが日本製電気炊飯器だったように、現在は中国人が韓国へ旅行した際の定番のおみやげが韓国製電気炊飯器となっている。写真は成田空港で売られる日本製の炊飯器。

(1 / 2 枚)

2013年9月15日、シンガポールの華字紙・聯合早報によると、30年前、韓国人が日本へ旅行した際の定番のおみやげが日本製電気炊飯器だったように、現在は中国人が韓国へ旅行した際に、韓国製電気炊飯器を買って帰ることがブームになっていると報じた。17日付で信息時報が伝えた。

その他の写真

首都・ソウル市にあるロッテ百貨店の電気製品売り場は、中国人観光客にとって、必ず訪れるべき“観光スポット”の1つになっている。中でも電気炊飯器は軽くて機内への持ち込みも可能なため人気で、売場担当者によると、平日でも10個、週末になると30個は売れるという。CUCKOO やLihom-Cuchenなどの韓国主要電気炊飯器メーカーの 2013年第1四半期(1〜3月)の免税店の売上高は、前年同期比で90%以上増加した。

韓国の電器炊飯器が中国人観光客に人気がある理由について、電気製品の販売責任者は「中国で電気炊飯器を購入した場合、すぐに故障したり、偽物をつかまされたりすることもある。中国人観光客は、韓国の百貨店や免税店で購入した方が安心だと考えている」と話す。

急増する中国人観光客のために、CUCKOOでは炊飯器に中国語の説明を加えたり、中国人好みの赤や金色の機種を追加したりしている。また、中国人観光客が集中する店舗には、中国語の案内やポスターを掲示し、中国語通訳を配置するなど、積極的な対応で売上増を図っている。

韓国を訪れる外国人観光客は、昨年までは日本人が最も多かったものの、今年は中国人が最も多くなっている。また、観光客1人当たりの消費額は、日本人は12万9000ウォン(約1万1000円)なのに対して、中国人は26万8000ウォン(約2万4000円)と倍以上になっている。

中国では19日から中秋節による3日間の連休があり、さらに10月1日からの国慶節(建国記念日)による7日間の大型連休が控えているため、韓国の電気炊飯器メーカーは受け入れ体制を整えている。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携