SBIアセットマネジメントが中国QFIIのライセンス取得、その他

Record China    2019年12月24日(火) 9時50分

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SBIアセットマネジメントが中国政府・証券監督管理委員会(証監会)から、適格外国機関投資家(QFII)のライセンスを取得した。

SBIアセットマネジメントが中国QFIIのライセンス取得 / 商船三井、大型LNG燃料供給船建造のためBNPPと中国輸出入銀から資金調達 / 一風堂・上海 新世界城店がグランドオープン / SCRAP、上海で大型コラボ公演を開催 / トレンドExpress、中国で100%子会社と協業先企業を経営統合 / JNCがリチウムイオンバッテリー用セパレーターから撤退、中国での価格急落が影響

●SBIアセットマネジメントが中国の適格外国機関投資家(QFII)のライセンス取得

SBIアセットマネジメントが中国政府・証券監督管理委員会(証監会)から、適格外国機関投資家(QFII)のライセンスを取得した。親会社であるモーニングスターが23日付で発表した。

QFIIとは、証監会が運用残高や運用実績、運用体制などについて条件を満たす判断した中国大陸部外の機関投資家に対して、中国国内で取引される株式(A株)や中国国債への直接投資を許可する制度。証監会は9月にQFIIに認定された投資家についての投資枠を撤廃している。背景には外部からの資本流入を増やす意向があるとされる。

証監会の12日付の発表によると、QFIIに認定されているのは11月末時点で315社。SBIアセットマネジメントは同月14日付で認められている。

●商船三井、大型LNG燃料供給船建造のためBNPPと中国輸出入銀から資金調達

商船三井は23日、トタル向け世界最大級のLNG燃料供給船第1船の建造のため、BNPパリバと中国輸出入銀行からグリーンローンとして資金を借入することが決まったと発表した。

グリーンローンとは調達資金の使途を環境改善効果のある事業(グリーンプロジェクト)に限定した借入で、クリーンな代替エネルギーであるLNG関連事業であることが評価された。グリーンローンの適用については、世界有数の仏ESG評価機関であるヴィジオアイリスから12日付で適格性に関する認証を取得していた。

●一風堂・上海 新世界城店がグランドオープン

力の源ホールディングスは23日、同社が展開するラーメン店チェーン「一風堂」の上海 新世界城店が21日にグランドオープンしたと発表した。営業場所は上海市内最大級の繁華街の南京西路沿線にあり、地下鉄の人民広場駅に直結する商業施設「新世界城」の地下1階。「一風堂」は16日に「上海One ITC店」をグランドオープンさせたばかり。

●SCRAP、上海で大型コラボ公演を開催

体験型ゲーム・イベントを企画運営するSCRAPは23日、人気アニメ「NARUTO-ナルト-」に続く作品「BORUTO-ボルト-NARUTO-NEXT GENERATIONS」とコラボレーションした公演「リアル潜入ゲーム by SCRAP -忍者になる試練-」を制作したと発表した。

会場は、上海の大型ショッピングモール「新世界城」の11階で23日にプレオープンしたNARUTOの世界を体感できる海外初のテーマパークである「火影忍者世界」。

●トレンドExpress、中国で100%子会社と協業先企業を経営統合

クロスボーダーマーケティングや越境EC事業を行うトレンドExpressは23日、2020年1月1日付けで自社100%子会社として「数慧光(上海)商務諮詢」を設立し、自社100%子会社の「流行特急網絡技術(天津)」と、事業パートナーの「普千(上海)商務諮訊」の全事業を新会社に移管する形で経営統合すると発表した。

両社の経営資源を結集し、中国本土を中心とした中華圏におけるマーケティング支援事業を強化し、同時に中国現地のニーズを迅速に摘み取り事業アイデアに昇華できるよう、トレンドExpress日本本社に置いていた新規プロダクト開発部門を新会社へ移管し、新サービス・新規事業開発を加速する。

●JNCがリチウムイオンバッテリー用セパレーターから撤退、中国での価格急落が影響

JNCは23日、リチウムイオンバッテリー用セパレーター事業から撤退すると発表した。

主に車載向けにリチウムイオンバッテリー用セパレーター事業を展開し、高入出力セル用途などで評価されてきたが、近年の中国市場における販売価格の急速な下落など、事業を取り巻く環境が厳しくなり、、将来も収益の確保、業績の改善が困難であると判断した。撤退時期は2020年3月31日を予定する。(翻訳・編集/如月隼人

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