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韓国ヒュンダイの高級車「ジェネシス」、立ち上げ4年で最大の危機に?

配信日時:2019年12月25日(水) 6時40分
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22日、韓国・京郷新聞は、現代自動車の高級車ブランド「ジェネシス」が誕生から4年にして「最大の危機に直面している」と伝えた。写真は韓国。

2019年12月22日、韓国・京郷新聞は、韓国・現代(ヒュンダイ)自動車の高級車ブランド「ジェネシス」が誕生から4年にして「最大の危機に直面している」と伝えた。

現代グループによると、韓国を含むグローバル市場における年初から先月までの「ジェネシス」の販売台数は7万1411台だった。ブランドが誕生した2015年から4年間の販売台数は合計30万2573台(国内21万5840台、海外8万6733台)だという。

記事によると、「ジェネシス」は「トヨタのレクサスのように、大衆車とは異なる高級車をつくるという目標でローンチされた」もので、16年からは年間販売の純増数が1万台前後を記録する成長を見せ、走行性能、デザイン、インテリアなどが高く評価されてきたという。

しかし、「来年以降が問題だ」と記事は指摘している。韓国内で最も売れていた「G80」はモデルの老朽化で販売が急激に落ち込み、他のモデルも伸びていないという。期待されていた初の多目的スポーツ車(SUV)「GV80」は当初11月末の発売を計画していたが、明確な理由なく延期され、現在も発売日は決まっていない。海外での販売を拡大し認知度をアップしたい狙いがあったが、「支障を来している」という。

その他、伊ランボルギーニから引き抜かれ現代自入りし、「ジェネシス」ブランドの定着に尽力したマンフレッド・フィッツジェラルド副社長が会社を去ったことも、「スターデザイナー、開発者、経営者の能力と知名度がブランドの成長を左右するグローバル自動車業界では悪材料になった」と記事は指摘している。ある業界関係者は「米国市場で認知度が上がってきたところなのに、『GV80』の発売が遅れたのは大変な戦略ミスだ」と話している。記事は「海外市場進出は足踏み状態で『内需向け高級車』という汚名を着せられている」と伝えている。

最近、現代自の生産ラインで従業員らがスマホでスポーツや映画を見ながら組み立てを行っていたと報じられていたことから、この記事に韓国のネットユーザーからは「映画を見ながら組み立て。すごいよね。達人だ」「そうやって生産されたら、どんな品質になるか…」「スマホをいじって、屋内でたばこを吸って、その手で組み立てた車。さぞよく売れるだろうね」「スマホを見ながら作った車に誰が乗るんだ」「組立ラインのリストラをすべきだ」などの批判が殺到している。

この他、「自分の考える失敗要因は1位値段、2位燃費、3位サスペンション、4位貴族労組、5位オプション、6位自国民をコケにするやり方」「値段が高いばかりで、燃費も外車より悪い。いろいろ未熟なのに、誰も乗らないよ。売りたければ外車より2割くらい安く売るべきだ。貴族労組の賃金を下げればいいでしょ」「何が高級ブランドだ。ジェネシスだけのセンターもないし、エンブレムはパクリだ」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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