佐川グローバルロジスティクスが上海虹迪物流科技の株式取得、その他

Record China    2019年12月21日(土) 11時40分

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佐川グローバルロジスティクスは中国で3PL・配送ネットワークを有する上海虹迪物流科技(RUNBOW、写真は同社の業務イメージ)の株式を取得すると発表した。

佐川グローバルロジスティクスが上海虹迪物流科技の株式取得 / ラックランド、深セン・スタートアップ企業が開発した照明システムを販売 / 日本パワーファスニングが中国連結子会社の事業から全面撤退 / 双葉電子工業が中国での有機ELディスプレーの生産終了

●佐川グローバルロジスティクスが上海虹迪物流科技の株式取得

SGホールディングスグループでロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクスは2019年12月20日付で、中国で3PL・配送ネットワークを有する上海虹迪物流科技(RUNBOW)の株式を取得すると発表した。

RUNBOWは上海・成都武漢西安天津瀋陽に物流拠点を持ち、アパレルおよびケミカル業界などの大手企業と関係を築いている。佐川グローバルロジスティクスが培ってきた3PL事業の倉庫オペレーションの改善手法やWMS(倉庫在庫管理システム)、省人化・自動化などのソリューションノウハウをRUNBOW社に導入することで両社の相乗効果を生み出し、中国国内において、より最適なロジスティクスサービスを実現する考えだ。

RUNBOWのネットワークとSGホールディングスグループの国際ネットワークが連携することにより東アジア全域の提案領域を拡大することができ、海外一貫物流でも相乗効果を発揮するという。

●ラックランド、深センのスタートアップ企業が開発した日照など再現の照明システムを販売

ラックランドは20日、同社子会社で照明ソリューションを提供する日本ピー・アイが広東省深センのスタートアップ企業「EWINLIGHT(イーウィンライト)」が開発した青空照明システム「EWINDOW(イーウィンドウ)」の正規販売代理店契約を締結し、12月10日に販売を開始したと発表した。

EWINDOWは太陽の光と窓から差し込む日差しを1台の器具で表現できる青空照明システムで、日の入り、日中、夕暮れ、曇りなどさまざまなシーンの太陽の光を表現できまるで天窓がある部屋のような空間を創出するという。

●日本パワーファスニングが中国連結子会社の事業から全面撤退

日本パワーファスニング20日、同社中国連結子会社の蘇州強力五金が営む中国事業から全面撤退することを決めたと発表した。

蘇州五金は1994年10月から日本のプレハブ住宅向けなどでねじ・金物等のファスナーを生産してきたが、為替変動や現地における人件費の高騰、環境規制の強化等から採算性が低下し、2012年度から営業赤字が続いていた。今後の黒字化も困難であると判断した。

●双葉電子工業が中国での有機ELディスプレーの生産終了、生産拠点を日本国内に集約

双葉電子工業は20日、広東省恵州市の双葉電子部品(恵州)で行ってきたELディスプレーの生産を終了させ、生産を双葉モバイルディスプレイ(所在地・茨木県北茨木市)に集約すると発表した。

双葉電子部品(恵州)はラジコン機器の製造も行ってきたが、製造場所を同じ市の別拠点に移転し、効率化を図る。(翻訳・編集/如月隼人

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