中国国産の空母が「山東」と命名された理由は?海軍報道官が回答―中国

人民網日本語版    2019年12月19日(木) 12時0分

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中国初となる国産の航空母艦「山東」が17日午後、海南省三亜市の某軍港で海軍に引き渡された。

中国初となる国産の航空母艦「山東」が17日午後、海南省三亜市の某軍港で海軍に引き渡された。18日午前、海軍の程徳偉(チョン・ダーウェイ)報道官は、空母「山東」の命名やペナントナンバー、式典開催地、技術性能などについて、書面での取材に応じた。

中国の2隻目の空母に「山東」と命名したのは主にどういった面を考慮したのかという質問に対し、程報道官は、「『海軍艦艇命名規定』で、巡洋艦と強襲揚陸艦及びそれ以上のクラスの艦艇には行政上の省・直轄市の名称をつけることが明確に定められている。この規定に基づき、各省・直轄市の申請状況など各方面の要素を総合的に考慮して、中国の2隻目となる空母を『中国人民解放軍海軍山東艦』と命名した。また、艦艇の命名慣例に基づき、空母ペナントナンバーの整合性や秩序、統一性を保つために、『山東』のペナントナンバーは『遼寧』のナンバーに続く『17』とした」と述べた。

空母「山東」の引き渡し・就役式の開催地について程報道官は、「海軍は既定の計画と配置に基づき、空母や軍港埠頭など付帯施設の建設を着実かつ秩序立てて進めている。引き渡し・就役式の場所は、空母の試験や試験航海など全体作業計画を統一的に考慮して決定した」と語った。(提供/人民網日本語版・編集/AK)

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