韓国政府の「韓国経済肯定論」に首をかしげるネットユーザーたち

Record China    2020年1月21日(火) 6時30分

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17日、韓国・国民日報によると、韓国政府が最近の韓国経済の状況を「調整局面」だと説明した。写真はソウル。

2020年1月17日、韓国・国民日報によると、韓国政府が最近の韓国経済の状況を「調整局面」だと説明した。

記事によると、韓国の企画財政部は同日、「最近の経済動向(グリーンブック)1月号」を発表し、「サービス業の生産と消費が緩やかに増加する中で設備投資も次第に不振から脱しているが、輸出と建設投資の調整局面が続いている」と評価。これについて記事は「今年に入り、韓国経済に対する肯定論をさらに強化したものと解釈できる」としている。

同部は昨年4~10月号のグリーンブックで、7カ月連続で「不振」という表現を使っていたが、11月には「成長を制約する」という表現に変わった。12月も「サービス業の生産と消費が緩やかな増加傾向を維持しているが、輸出と建設投資が成長を制約する要因として作用している」としていた。そして今回は「成長制約」が「不振から脱しつつある」という表現に。記事は「景気の先行きをより肯定的に評価した」としている。

韓国政府は今年、投資・消費・輸出の活力向上の課題に集中し、景気持ち直しを図る計画だという。

これを受け、韓国のネット上では「製造業はかなり厳しい状況なのだが?」「家の周りの商店街も空テナントばっかりだよ」「一度でも(景気が)良くないって言ったことあったっけ?」「韓国はいつからサービスが主産業の国になったのか。製造業を再生できなきゃ(韓国経済は)終わってしまう」「国際通貨基金(IMF)がまた来るかもしれない。韓国のバブルがはじければ発展できるかも。庶民は苦しいだろうけど」などの声が上がっている。(翻訳・編集/松村)

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