ヤマハ発動機系の上海法人「山田尖端科技（上海）」の解散が決定 / NTTドコモ・ベンチャーズが中国市場向けマーケティング支援のトレンドExpressに出資 /SG ENTERTAINMENT、タレントの中国進出支援の第1弾としてざわちんをプロデュース

●ヤマハ発動機系の上海法人「山田尖端科技（上海）」の解散が決定

ヤマハ発動機が株式の約59％を保有するヤマハモーターロボティクス ホールディングスは16日付で、孫会社に相当する山田尖端科技（上海）を解散することを決めたと発表した。

山田尖端科技（上海）はアピックヤマダの100％子会社で、アピックヤマダはヤマハモーターロボティクス ホールディングスの100％子会社。山田尖端科技（上海）の解散は中期経営計画の一環で、中国におけるトータルソリューションビジネスを推進することを目的に、各グループ会社のそれぞれ保有していた中国での現地法人の役割を明確化し集約するため。固定費の削減により需要変動の影響を受けにくい体制を構築する狙いがある。

●NTTドコモ・ベンチャーズが中国市場向けマーケティング支援のトレンドExpressに出資

NTTドコモ・ベンチャーズは16日、同社運用のファンドを通じて、日本企業の中国市場向けマーケティング支援事業を展開する株式会社トレンドExpressに出資したと発表した。

トレンドExpress社は、ソーシャルビッグデータ分析を軸に、日系ブランドによる対中国消費者マーケティングプロセスをワンストップで支援するサービスを提供している。

●SG ENTERTAINMENT、タレントの中国進出支援の第1弾としてざわちんをプロデュース

SG ENTERTAINMENTは16日、日本で活動するタレントの中国進出支援事業「Ceeds」の第1弾のプロデュースタレントとして、ざわちんの中国進出を支援すると発表した。

SG ENTERTAINMENTは日本から世界レベルで活躍するタレントやアーティストを創出することを目指している。「Ceeds」では、主にWeibo、Tiktok、Redなどの中国SNSの運用によるタレントの中国国内での知名度上昇や新たなファン獲得を通じて、中国でのKey Opinion Leader（KOL）となるよう支援する。（翻訳・編集/如月隼人）