韓国が米兵器輸入量で世界4位に、ネットで不満の声

Record China    2019年12月18日(水) 22時30分

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16日、韓国・イーデイリーは「韓国が最近10年の米兵器輸入量で世界4位になった」と報じた。写真はF-35。

2019年12月16日、韓国・イーデイリーは「韓国が最近10年の米兵器輸入量で世界4位になった」と報じた。

記事は、韓国国防技術品質院が同日発刊した「2019年世界防衛産業市場年鑑」について伝えている。それによると、米国は2009年から18年までに計931億ドル(約10兆1900億円)分の兵器を他国に販売した。同期間中に米国産兵器を最も多く購入した国はサウジアラビア(134億7000万ドル)だった。2位以下は豪州(77億6900万ドル)、アラブ首長国連邦(69億2300万ドル)、韓国(62億7900万ドル)の順だったという。

種類別に見ると、航空機が56.1%と大半を占めており、ミサイル(16.5%)、装甲戦闘車両(11.8%)の順だった。韓国はF-35Aステルス戦闘機40機、高高度無人偵察機グローバルホーク4機、各種ミサイル数百発などを購入したという。

これを受け、韓国のネット上では「トランプ大統領、見てください。10年間の兵器購入代金が62億ドル。そして米国が韓国に要求する1年の防衛費分担金が50億ドル。朝鮮戦争時に借りを作ったのは分かるけど、これは多過ぎる」「そこまでしてお金を稼ぎたい?。兵器を買わせるだけにとどまらず、(巨額の)防衛費分担金まで払わせようとするなんて」など米国への不満の声が上がっており、文在寅(ムン・ジェイン)政権に対しても「北朝鮮にこれ以上ヘコヘコしないでって言ってるじゃん!」「文大統領が北朝鮮に国を食べられてしまったから、もう武器を買う余力などない」などのコメントが寄せられている。

また「解決法は核の保有のみ」「買うんじゃなくて、米軍から駐屯費をもらってそのお金で核兵器を開発しよう」「自国の兵器を増やして外国製への依存度を下げることが重要」と自国製の兵器開発や核の保有を望む声も多く上がっている。(翻訳・編集/松村)

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