中国のネット規制「ガス抜きの穴ふさぎ、爆発招く?」―米メディア

Record China    2013年9月15日(日) 1時11分

拡大

12日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)は、中国のインターネット規制強化について「ガス抜きの穴ふさぎか、社会不満の爆発を招くか」と題する記事を掲載した。写真は山西省太原市のネットカフェ。

(1 / 2 枚)

2013年9月12日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)は、中国のインターネット規制強化について「ガス抜きの穴ふさぎか、社会不満の爆発を招くか」と題する記事を掲載した。

その他の写真

中国当局がこのほど発表したネット規制強化は、言論の自由をさらに制限するものだとして批判を浴びている。中国最高裁は9日、国家の中傷や誤った情報が500人以上のリツイート、閲覧数5000件を超えた場合、誹謗罪で検挙する規定を発表した。ネット上でのデマによる混乱、社会秩序の乱れ、中国の国家利益を損なう行為を阻止する構えだ。

これに対し、人民日報は社説で「言論の自由はデマを流す自由ではない」とする評論記事を掲載。当局の規制がなければ「いずれ社会秩序は破壊される」と主張した。

一方、当局の規制強化には反発も出ている。中国を圧力鍋に例え、ネットでの意見表明を「小さな穴から中にたまったガスを逃がすのと一緒。もし穴をふさげば不満は一層たまり、いずれ爆発を招くだろう」と懸念する声もある。(翻訳・編集/AA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携