Record China 2019年12月16日(月) 17時30分
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上海市で15日夜、包丁を持って暴れる男を、警察官が拳銃を数発撃って取り押さえるという事件があった。これに関連し、北京市公安局は「流れ弾の威力はとても大きい」とし、市民らに「野次馬」をやめるよう促した。
中国・上海市で15日夜、包丁を持って暴れる男を、警察官が拳銃を数発発砲して取り押さえるという事件があった。
これに関連し、北京市公安局は16日、ウェイボー公式アカウントを更新し、「流れ弾の威力はとても大きい」とし、市民らに「野次馬」をやめるよう促した。
中国メディアの人民網によると、15日午後8時ごろ、上海市静安区の新閘路西康路付近に刃物を持った男がいると110番があった。通報を受けて駆けつけた警察官は、男が説得に応じず包丁を振り上げて襲ってきたため、拳銃を数発発砲して取り押さえた。男は病院に運ばれ、命に別条はないという。男はこれまでにもたびたび、酒に酔って暴れる事件を起こしていたという。
中国では何か事件があるとたちまち野次馬が集まると言われ、今回の現場の映像にも、多くの見物人の姿が写っていた。
そうしたことから、北京市公安局のウェイボー公式アカウント「平安北京」は、「54式拳銃(中国警察では現在、リボルバーと92式拳銃が多用されている)の有効射程は50mだが、弾頭は500mの距離でも殺傷力がある」「流れ弾の威力はとても大きい」などと注意を促した。(翻訳・編集/柳川)
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