王国務委員、国際情勢と中国外交シンポジウムで演説

CRI online    2019年12月15日(日) 18時30分

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 王毅国務委員兼外交部長は13日北京で、「2019年国際情勢と中国外交シンポジウム」の開幕式に出席し、講演を行いました。王国務委員はその中で2019年の国際情勢を分析し、2020年の中国外交の主な課題を紹介しました。 2019年の中国外交を振り返り、王国務委員は「主要国との関係調...

 王毅国務委員兼外交部長は13日北京で、「2019年国際情勢と中国外交シンポジウム」の開幕式に出席し、講演を行いました。王国務委員はその中で2019年の国際情勢を分析し、2020年の中国外交の主な課題を紹介しました。

 2019年の中国外交を振り返り、王国務委員は「主要国との関係調整に積極的に取り組み、国際情勢の安定化に積極的に注力してきた。また、周辺国家との関係強化にも力を入れ、域内情勢の安定化と改善に積極的に貢献してきた」と強調しました。また、「互恵とウィンウィンを旗印に、開放型世界経済の構築に絶えず新たな動力を提供してきた。国際社会における平等と正義を貫き、多国間主義と国際関係の民主化を擁護する中核になっている。進んで大国としての責任を担い、地域の問題やホットイシューの政治的解決に向け建設的な役割を果たしてきた。また、自国の核心的利益を揺ぎ無く守り、国内の発展、安定、祖国統一のために全力をあげてきた」と総括しました。

 中米関係については、「今年は中米国交樹立40周年にあたる。40年の発展を経て、両国は経済利益の面で極めて深く融合しており、各分野の交流も日増しに緊密になっている。また、地球規模の課題への共同対応でもニーズが高まり続けている。しかし、中米の間には、正面から向き合って、解決をはかるべき深いレベルの問題もある」と指摘しました。そのうえで、「米国にいち早く冷静になり、理性的な『中国観』と正しい『世界観』を構築して、両国が平和的共存し、互恵ウィンウィンのできる道を共になって見つけ出すよう促す」と話しました。

 さらに2020年の外交課題について、王国務委員は「国内の発展を全力でサポートすること、国家利益を断固として擁護すること、パートナーシップを絶えず深めること、多国間主義を揺ぎなく堅持すること」などと言った6項目を掲げました。(提供/CRI

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