中国が世界一の化学国に―中国メディア

Record China    2019年12月20日(金) 11時20分

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14日、中国メディアの澎湃新聞は、英ネイチャーが12日に発表したデータによると、2019年に中国は化学分野で世界一になったと伝えた。資料写真。

2019年12月14日、中国メディアの澎湃新聞は、英ネイチャーが12日に発表したデータによると、2019年に中国は化学分野で世界一になったと伝えた。

記事は、「中国のNature Indexは6183.75ポイントで、前年比17.9%増となり、日本、韓国、インドの3カ国を足した数を超えた」と紹介。米国はこれまで3年連続で首位だったが、今回は前年比6.2%減の5371.32ポイントで2位となったと伝えた。

また、「このランキングの3位から10位までは順に、ドイツ、日本、英国、フランス、韓国、インド、カナダ、スペイン」と記事は紹介。「このランキングは基本的に昨年と大きく変わってはおらず、スペインだけが前年比1.3%増となったほかは、どの国も高品質化学論文数が減少する傾向にある」と指摘した。中でも日本は、12.6%減と大幅な減少になっているという。

このほか、ネイチャーでは以前、化学研究機関別のランキングも発表したことを記事は紹介。「これも国別ランキングの傾向とほぼ一致しており、高品質化学論文の発表数が多いのは、順に中国科学院、フランスの国立科学研究センター、ドイツのマックス・プランク研究所、南京大学北京大学清華大学、中国科学技術大学、米国のマサチューセッツ工科大学、米国のノースウェスタン大学、米国のスタンフォード大学だった」と伝えた。

記事は、「このランキングでは、中国の研究機関が半分を占めており、清華大学は15年の17位から4位にまで上昇した。以前4位だった東京大学はトップ10から外れた」と指摘している。(翻訳・編集/山中)

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