綜研化学が遼寧省での合弁事業から撤退…価格競争激化と原料価格上昇で、その他

Record China    2019年12月14日(土) 13時40分

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綜研化学は遼河石油勘探局と行っていた事業から撤退する。価格競争の激化や原材料価格の上昇などから累積損失を抱えていた。写真は合弁会社の所在地である遼寧省盤錦市の光景。

綜研化学が遼寧省での合弁事業から撤退 / コメ兵グループが上海孫会社に増資 / ジェットスター・ジャパンが成田-上海浦東便を増便

●綜研化学が遼寧省での合弁事業から撤退

綜研化学は遼河石油勘探局と行っていた事業について、合弁契約を解消したと2019年12月12日付で発表した。合弁会社である盤錦遼河綜研化学(所在地・遼寧省盤錦市)の持ち分は盤錦金馬環保科技に譲渡する。

盤錦遼河綜研は1995年12月に、装置システム事業における熱媒体油の中国展開と自社への製品供給を目的に設立された。中国の経済成長にも乗り業績を伸ばしたが、近年の価格競争の激化や原材料価格の上昇などから業績が悪化し累積損失を抱えていた。生産設備の老朽化、安全・環境規制に対応するための追加投資も必要となっており、合弁事業として継続するのは困難と結論づけた。

●コメ兵グループが上海孫会社に増資

コメ兵は13日、連結子会社であるKOMEHYO HONGが、コメ兵孫会社の米浜上海商貿が実施する増資を引き受けることを決めたと発表した。

コメ兵によると、ブランドリユース事業のグローバル戦略において、ブランド品の消費、ブランド品の保有量が成長を続ける中国市場に注目をしてきた。中国でのリユースビジネスモデルの早期確立を図るために北京における合弁会社を解散し、人材、ノウハウ等の経営資源を米滨上海に集約させ、上海および中国でのリユース事業強化に取り組んでいくという。そのため、米浜上海の仕入れや販売の強化を目的に増資する。米浜上海の従来の資本金は300万元(約4600万円)で、2019年12月内に300万元増資して600万元(約9200万円)にする。

●ジェットスター・ジャパンが成田-上海浦東便を増便

ジェットスター・ジャパンは13日、、2019年冬期運航スケジュールで成田-上海浦東便を増便して毎日運航とすると発表した。

現在は週4往復8便で、2020年1月21日から2019年冬期運航スケジュール期間中に、週7往復14便で運航する。ジェットスター・ジャパンは上海浦東空港以外に、香港、台湾桃園、フィリピン・マニラの国外空港との路線を運航している。(翻訳・編集/如月隼人

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