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「過去は忘れず日本との関係発展」中国の南京事件追悼式典、韓国ネットはどう見た?

配信日時:2019年12月16日(月) 10時30分
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13日、韓国・聯合ニュースは、中国で行われた南京事件追悼式典について「中国は日中関係の改善を図っており、式典も落ち着いた雰囲気で執り行った」と伝えた。資料写真。

中国は旧日本軍による南京事件から13日で82年を迎え、江蘇省南京市の「南京大虐殺記念館」で追悼式典を開いた。13日、韓国・聯合ニュースは「中国は米国と全方位で対立する中、日中関係の改善を図っており、追悼式典も落ち着いた雰囲気で執り行った」と報じた。

記事は「出席する最高指導層の格が落ちた」ことが、これまでの式典との大きな違いだと伝えている。同式典が2014年に「国家級行事」に格上げされてから6回目となる今年、党・政府関係者、軍人、市民ら数千人が出席したが、最高位の出席者は中国共産党中央宣伝部の黄坤明(ホワン・クンミン)部長だったという。14年と17年には習近平(シー・ジンピン)国家主席が出席しているが、昨年に続き今年も、最高指導部メンバーは参加を見送ったとしている。

黄坤明部長は、式典で「中国人は歴史を記憶し、過去を忘れない」「日本の中国侵略戦争で3500万人以上の中国人が死傷し、南京大虐殺で30万人が殺害された。日本の侵略者による罪は、永遠に歴史上の『恥辱の柱』に刻まれている」と述べる一方で「両国は歴史を手本として、中日関係を平和、友好、協力の正しい方向に発展させ続けなければいけない」とも述べたという。

記事は「中国は『旧日本軍が犯した罪は変わることのない歴史的事実だが、時代が変化した今、日本と未来志向の関係を発展させていく』と強調した」「未来志向を目指すとしているが『過去を忘れない』との原則は確固としている」と伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「だから韓国にも日本と和解しろとでも言うのか?」「日本がどんなに残忍か、みんな忘れてはいけない」などの声も寄せられているが、コメントの多くは「南京より文化大革命のほうが数十倍も死んだというのは本当?自国民が自国民を殺したという…」「自分たちは少数民族に何をしているんだ」「当時の日本は世界の悪だったが、正直に言って中国もさほど平和を大事にはしていない」など、中国に対する批判的な内容となっている。

また「中国と日本、どっちもどっちだよ」「中国は韓国よりも大きな被害を受けていながら、国の発展のために日本との関係改善を望んでいる。韓国は日本と関係を悪化させている。広大な土地に暮らす大陸人らしい政策だ。韓国は分断された半島に暮らしているせいか、相手を許し和解することに弱く、謝罪をさせようとするばかり。これが中国と韓国の違い、結果だ」などの意見も出ている。(翻訳・編集/麻江)

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