朴槿恵大統領のファッション外交、訪問国の文化を取り入れ実利―韓国

Record China    2013年9月12日(木) 19時20分

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11日、海外歴訪における韓国の朴槿恵大統領の外交スタイルが注目されている。朴大統領は訪問国の文化的特徴などを考慮した服装を選んで着用している。

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2013年9月11日、環球時報(電子版)によると、韓国紙・中央日報は海外歴訪における朴槿恵(パク・クネ)大統領の外交スタイルが注目されていると報じた。

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朴大統領は訪問国の言語で表現することに強いこだわりを持っている。9日、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席との首脳会談後に行われた共同記者会見では、「ありがとうございます」を意味するベトナム語の「カムオン」で締めくくった。中国訪問の際には、4分間ほど中国語で演説している。

訪問国の文化的特徴と象徴カラーを考慮した「ファッション外交」も一役買っている。ハノイの空港に到着した朴大統領は、筒状の「ベトナムスカート」を着て飛行機のタラップを降りた。ベトナムでの国賓晩餐会では緑色のベトナムスカート姿で登場。その直前にロシアプーチン大統領と会った際には、ロシアの国旗の色である赤と青の服を交互に着用し、訪中時の国賓晩餐会では中国人の好きな黄色の韓服を披露した。

朴大統領の「ソフト外交」も評価されている。訪中時には世界文化遺産の兵馬俑を見学。G20首脳会議終了後は、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館を訪問した。9日には、ホー・チ・ミン元主席が使った家と執務室を訪れた。朴大統領に随行する政府関係者は、「朴大統領は各国の国民の心を近づけるための方法として、文化外交を経済外交と同様に重要視している」と説明した。言語と文化、ファッションを通して、その国の国民の心を開く朴大統領のスタイルは「セールス外交」ともいわれているが、実利を得るのに適したスタイルだともいえよう。(翻訳・編集/本郷)

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