中国でドイツ語を教えた私、「西側メディアの偏見を認識」―独メディア

Record China    2019年12月15日(日) 23時30分

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中国紙・環球時報は13日、独メディアに、「私は中国中部でドイツ語を教えた」と題する文章が掲載されたと報じた。写真は武漢市。

中国紙・環球時報は13日、独メディアに、「私は中国中部でドイツ語を教えた」と題する文章が掲載されたと報じた。以下はその概要。

私は以前から異文化に触れるのが大好きだった。そこで、独政府のドイツ語教師アジア派遣プログラムに参加。ウズベキスタンにも行けたが、中国にはもっと古くて豊富な文化がある。それに10億人以上が使う中国語の勉強も意義あることだ。私はドイツ語教師として中国に向かうことにした。

私がドイツ語を教えたのは中国中部の街・武漢にある外国語学校だ。到着後、私はすぐに中国語教師に中国語の指導を依頼した。欧州人にとって中国語の勉強は難しいが、6年後の私は約2000もの漢字をマスターし、中国人と簡単な対話ができるようになった。

印象深いのは中国人の特別な心理状態だ。ドイツの学校では「個人」がより重要だが、中国では「集団」がとても重要。中国の学校は大きな家庭のようで、みなが互いに助け合っている。学生の勉強時間は朝7時半から夜8時半までと長く、父母の子どもに対する要求も高い。

中国での生活は私に西側メディアのいくらかの偏見を認識させた。例えば、中国はいわゆる「警察国家」ではない。警察が人々の生活に自由気ままに関与することはないのだ。

中国人は技術のイノベーションにとても熱心で、ほぼ全ての人がスマートフォンを持っている。モバイル決済が普及していて、レストランや商店、屋台でもスマホがないとどうしようもなくなってしまう。

私は中国で楽しい6年間を過ごした。今は故郷に戻り、中学校で経済学を教えている。私がお茶を飲む時いつも思い出すのは、第2の故郷・中国だ。(翻訳・編集/野谷

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