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通訳がミス連発?孫楊のドーピング検査妨害疑惑めぐる判決が持ち越しに―中国メディア

配信日時:2019年12月13日(金) 10時20分
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ドーピング検査妨害疑惑の真偽に注目が集まっている中国の男子競泳選手・孫楊について、先月行われた聴聞会の判決が、当時の通訳の不備を理由に来年の1月中旬まで持ち越されることとなった。写真は孫楊。

ドーピング検査妨害疑惑の真偽に注目が集まっている中国の男子競泳選手・孫楊(スン・ヤン)について、先月スイスで行われた聴聞会の判決(処分)が来年の1月中旬まで持ち越されることとなった。今月10日にスポーツ仲裁裁判所(CAS)がウェブサイト上に掲載した内容を、11日付で中国メディア・中国新聞網が伝えた。

孫への疑惑は今年、豪紙デイリー・テレグラフが「国際水泳連盟(FINA)の文書のリーク」として「2018年9月に行われた抜き打ち検査で、孫は警備員とともに血液サンプルをハンマーで破壊した」と報じたことから浮上。この件について孫を不問にしたFINAに世界反ドーピング機関(WADA)が異議を申し立て、聴聞会の開催が決定した。

先月15日にCASが開催した聴聞会は孫自身の希望により公開形式で行われ、CASのサイト上でライブ中継も実施された。WADAと孫による審議は午前9時から午後7時まで、10時間以上に及んだという。

記事によると、同審議の結果は本来であれば来月の初めに発表される予定だった。しかし、CASは掲載した声明で「判決は来年1月の中旬以前には下されない見込みだ」と明かした。

その理由に関して、CASは「聴聞会のプロセスには誰もがおおむね満足していたが、一部の人々は孫の証言の通訳に懸念を持っていた。規定により、CASは当事者に、自費で通訳を手配することを条件に仲裁言語(英語)以外の言語を用いることを許可している。独立性と中立性を保証するため、CAS側で通訳を用意することはできない」「現在、両当事者は過去の証言の翻訳を含む記録を準備中で、今後、それを基に審査や調査が行われる必要がある」などと説明した。

記事によると、審議当日は孫が初めに発言し、両者の証人が証言ならびに質疑応答を行った上で、結論が下されるという形式だったという。記事は、「他メディアにより、聴聞会の通訳には多くのミスがあったと報じられている」と伝えた。(翻訳・編集/岩谷)

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