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ドイツ現地時間9日、ドイツのベルリン動物園では、中国四川省成都からやって来たパンダが産んだドイツで初めてとなる双子パンダの生後100日祝賀イベントと命名式が行われた。
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ドイツ現地時間の9日、ドイツのベルリン動物園では、中国四川省成都からやって来たパンダが産んだドイツで初めてとなる双子パンダの生後100日祝賀イベントと命名式が行われた。この双子パンダの兄弟はそれぞれ「夢想(ムンシャン)」と「夢圓(ムンユエン)」と名付けられ、夢や願いが叶うという意味が込められている。現在「夢想」の体重は6.3キロ、「夢圓」は6.1キロまで増えており、健康状態も良好で、すでに歩き始めようとしているという。2020年初めには一般に公開される予定となっている。人民網が伝えた。
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今年3月下旬に雌パンダの「夢夢(ムンムン)」が発情期に入ったため、成都ジャイアントパンダ繁育研究基地は直ちに専門家2人をドイツに派遣し、ジャイアントパンダの繁殖活動の指導を実施。9月1日、「夢夢」は無事、双子のパンダを産み、中国とドイツのジャイアントパンダ国際協力史上初のパンダ誕生となった。
「夢想」と「夢圓」の誕生後、中国とドイツ双方の協力と努力の甲斐あり、双子パンダはすくすくと成長している。
ジャイアントパンダ自体の種の特殊性と稀少さから、ジャイアントパンダの繁殖は、科学研究保護活動における重要ポイントとみなされているだけでなく、困難なポイントにもなっている。今年、成都ジャイアントパンダ繁育研究基地はすでに前後して17の国と地域におけるジャイアントパンダ科学研究協力と交流を展開しており、現在までに日本、米国、スペイン、フランス、カナダ、ドイツ、デンマークの7カ国と長期的なジャイアントパンダ国際協力科学研究繁殖プロジェクトを進めている。現在、成都ジャイアントパンダ繁育研究基地が関わる全てのジャイアントパンダ国際繁育協力研究を行っている国と地域で、適齢のジャイアントパンダによる繁殖がすでに成功している点は注目に値する。(提供/人民網日本語版・編集/TG)
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