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福原愛さん「私は卓球コーチに不向き」=中国メディアに語った理由とは

配信日時:2019年12月11日(水) 20時0分
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元卓球選手の福原愛さんはこのたび、中国メディア・環球時報の独占インタビューに応え、2児の母親としての思いや、来年の東京五輪への期待について語った。写真は福原愛さんと夫の江宏傑さん。

中国メディア・環球時報はこのほど、日中交流イベント参加のために北京を訪れていた元卓球選手の福原愛さんに独占インタビューを実施。中国でも「愛醤(愛ちゃん)」「瓷娃娃(陶器の人形)」といった愛称で親しまれている福原さんに、2児の母親としての思いや親交のある中国選手とのエピソード、さらに来年の東京五輪への期待について尋ねた。

今年4月に第2子となる長男を出産した福原さんは、先日北京で行われたイベントで久々に卓球をする姿を披露した。そこで、環球時報の記者は「お子さんたちに卓球を教えるのも自然な流れなのではないですか?」と家庭での子育てに言及。福原さんは「子どもたちに自分から卓球を教えるということはしないつもりです。でも、もしあの子たちが自分からラケットを手に取ることがあったら、その時は全力で応援しようと思います。卓球は、あくまでも彼らに与えられたたくさんの選択肢のうちの一つなんです」と答えたという。

続いて、福原さんは親交の深い中国の卓球選手らとのエピソードを紹介。子どもの頃から仲の良い王楠(ワン・ナン)について、「スタッフのために出前を取ってあげるほど謙虚。どんなに良い成績を残しても全く鼻にかけない人なんです。彼女の家に行って、たくさん並んだ金メダルを見るたびに『一つもらっちゃおうかな』と思っていました」「彼女は私に赤い魚の形をしたお守りみたいな物をプレゼントしてくれたので、私は『試合で王楠と当たりませんように』と願掛けしました。そのおかげで彼女とは対戦しませんでしたが、そんなプレゼントをくれなかった張怡寧(ジャン・イーニン)とは大会で遭遇してばかりでした」などと茶目っ気いっぱいに話したという。

このほか、中国のファンに対しても、「私がけがをしているときも、試合で成績を残せないときも、ひたすら私を支えてくれていました。彼らがいなければ私は最後までやり遂げられなかったと思います」と感謝の言葉を口にした。

さらに、記者は福原さんの今後について質問。「ここ数年、ライバル関係にある日本と中国の卓球界をめぐって、絶えず議論が行われ、両チームのパフォーマンスに広く関心が寄せられています。中国を“第二の故郷”と呼ぶ福原さんは来年の五輪にどんな期待を寄せていますか?」と尋ねられると、「スポーツ選手としての立場から言うと、私は両チームの選手が“すべてを出し切る”という気持ちで最高のパフォーマンスをしてくれればと思います。勝ち負けに関わらず、笑顔で、悔いを残すことなく会場を後にしてほしいです」と語ったという。

また、「卓球のコーチになる予定はありますか?」との質問を受けると、笑顔を見せながら「私はコーチに向いていないと思います。卓球選手がどれだけ大変かということを知っているので、もしも情に流されやすい私がコーチになったら、厳しくできずに甘やかしてしまうと思うんです」と語ったという。

今後の活躍について聞かれた福原さんは、「25年間の選手人生で私はずっと“主役”として周囲の人からの応援や協力を得てきました。選手時代の経験からはたくさんのことを学んだので、これからのライフステージでは私がこれまでの経験から得たことを、卓球というスポーツに還元していければと思います」と話したという。

環球時報の記事は、「来年の東京五輪で福原愛さんは一部のPRを担うと同時に、より多くの人の夢が叶うようサポートしていくようだ」と結んだ。(翻訳・編集/岩谷)

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