台湾のかき氷店、冬にはどうやって営業しているのか調べてみた

フライメディア    2019年12月11日(水) 22時0分

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意外に冬の冷え込みが激しい台湾。日本人観光客からよく聞かれるのが「こんなに寒い冬でもかき氷店はやっていけるのか?」という事だ。

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短い秋を通り越し一気に冬本番に突入した昨今。こちら台湾でも冷たい風が吹き、夜になると暖房が恋しくなる。このブログでも何度か説明しているように、台北の冬は意外に寒いのだ。特に冬は雨が降る日が非常に多く、1週間の間1度も太陽を拝めなかったということもザラにあるのだ。気温の低さと雨が重なると、乾燥している日本とはまた違った、芯から冷え込むような寒さになるのだ。しかも台湾では暖房を完備している施設が非常に少なく、信じられないことに、どんなに寒くても外で雨が降れば「湿気対策」と称して冷房を入れることもごく稀にある。これから冬の台北旅行を計画している人はぜひ防寒対策を忘れずにしてほしい。

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さて、このように冷え込む冬が意外と長く続く台湾。日本人観光客からよく聞かれるのが「こんなに寒い冬でもかき氷店はやっていけるのか?」という事だ。台湾といえば南国のイメージもあり、マンゴーなどの新鮮なフルーツがたっぷり乗ったかき氷が名物の1つとして有名だ。人気店は夏本番になると地元台湾人をはじめ世界各国からの観光客から長蛇の列ができるほどだ。今回は前回のブログでも紹介した士林夜市の超名物店として知られている「辛發亭」にこの件について聞いてみた。

夏には連日長蛇の列ができる事で知られているこちらのお店。雪花冰は基本的に一年中提供されていて、いつ行っても美味しく食べることができるのだそう。特に寒い日や温かいものを食べたいというお客の為に用意された冬限定メニューもあるとのこと。

「暖食」をテーマに温かい台湾版おしるこや豆花などの伝統スイーツを提供しているそうだ。「仙草」という台湾独自のハーブで作られたゼリーのホットバージョンも人気。どのメニューも医食同源の台湾ならではの天然素材を使用したヘルシーさがウリ。日本ではなかなか食べられない台湾伝統のデザートを食べてみるのもオススメだ。

店長さん曰く、夏は長蛇の列ができるが、冬は並ばずゆっくりできるので、狙い目なのだそう。 そして台湾の冬はただただ寒い日ばかりではなく、晴れるとまた一気に暖かくなるので、そのような日の為にもかき氷メニューは1年じゅう必要なのである。

そして冬にオススメしたいかき氷がこちら!台湾スイーツによく使用されているタロイモ、日本ではあまり知られていないが実は冬が一番美味しい季節なのだとか。なめらかなほっくりとした食感が楽しめる旬のタロイモは今味わうのが一番!

「台北のかき氷店は冬には台湾伝統スイーツをホットで提供している店が多い」というのが今回のテーマの答えだが、中には夏はかき氷店、冬は鍋料理店を提供しているという店もある。 いずれにせよ商売好きな台湾人ならでは、年間通していろいろな方法で我々を楽しませてくれているといえるだろう。(提供/フライメディア)

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