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韓国の鬱陵郡首が危機を訴え「中国と日本のせいで困っている」

配信日時:2019年12月13日(金) 22時10分
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9日、韓国・イーデイリーによると、慶尚北道鬱陵郡の金秉洙郡首が「中国と日本のせいで鬱陵島と独島が困っている」と訴えた。写真は鬱陵島。

2019年12月9日、韓国・イーデイリーによると、慶尚北道(キョンサンプクト)鬱陵(ウルルン)郡の金秉洙(キム・ビョンス)郡首が「中国と日本のせいで鬱陵島と独島(日本名:竹島)が困っている」と訴えた。

記事によると、金郡首はインタビューで「中国の漁船が多い時には300~400隻やって来て、鬱陵島のイカを根こそぎ捕っていく。最近は日本の巡視船も頻繁に姿を現し、独島の海洋調査を妨害している」と話し、「今こそ国民の関心と、国の支援が必要だ」と訴えた。

イカは鬱陵島の特産物として知られるが、韓国・海洋水産部によると10月のイカ漁獲量は過去最低値となった。中国漁船の乱獲が原因とされており、地元の漁民らは対策委員会を設置し、鬱陵郡を漁業災害地域に指定するよう国会・政府に要請した状態だという。さらに、記事は「弱り目に祟り目で、日本の『独島威嚇』も頻発している」と伝えている。海洋水産部、海洋警察庁によると「日本海上保安庁の船舶による独島周辺の海洋調査妨害」は2017年の1件から今年1~9月には19件に急増したという。

これについて、金郡首は「鬱陵島・独島付近に大型鑑を複数配備するなど海洋警察による警備を強化し、中国の乱獲漁船、日本の調査妨害に対応すべき」だと主張した。海洋警察によると、イカの漁場である大和堆、鬱陵島、竹島を24時間警備するには1500トン級以上の大型艦が9隻必要だが、現在は予算不足のため5隻の配備にとどまっているという。また、鬱陵島には海洋警察署がないため「日本の巡視船が調査を妨害しても、東海海洋警察署から独島に向かうと4時間もかかる」状況だという。1時間以内の迅速出動を可能にするためには「鬱陵島に海洋警察署を新設し、艦艇を常時待機させておくべきだ」とも主張している。海洋警察によると、これには500トン級の中型艦が最低3隻は必要だという。

最後に、金郡首は今後について「全国民に独島を知らせる運動、独島に上陸してもらう運動」「独島名誉住民の世界大会開催」などを提案。「国民にもっと関心を持ってもらい、鬱陵島・独島を新しく生まれ変わらせることが願い」だと話したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「鬱陵島に軍の基地を建設すべき」「一時的な対策じゃなく、徹底した対応として大型プロジェクトを立ち上げ常時実行しないから、周辺国に韓国政府の属性を見抜かれ、こういうことになるんだ」「自分の土地、自分の海もまともに守れないのか?」「こういう所に税金を使ってほしい」「政府が積極的に介入して鬱陵島の現実を把握し、相応の措置を取ってほしい」「漁民の暮らしを支える資源を私たちが守るべきだ。海洋警察を拡充し、この国の海を守ろう」などの声が寄せられている。

また「中国の漁船に口でしか警告しないから、やめないのでは。もっと厳しく対応すべき!」「主権を放棄する気か?どうして強く対応できないのか。韓国政府は無能だ」「答えは一つ。政府が無能だからこんなことになる。なぜ強く出られないのか?自国の領土なのに調査もできないなんて」「鬱陵島に飛行場、海軍基地を。政府や軍は、そんな当たり前のことも考えないのか?まずは安保だ」「中国ににらまれたら困ると思っているのがバレているからだ。弱腰外交が招いた惨事だな」など、政府批判のコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

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