中国の高速リニア列車、研究に大きな進展

人民網日本語版    2019年12月9日(月) 20時30分

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第2回浙江国際スマート交通産業博覧会・未来の交通会議で明らかになったところによると、中国の高速リニア列車の研究に大きな進展があった。すでに高速試験ラインの建設を開始し、関連産業を展開させる基礎を備えている。写真は上海リニア。

第2回浙江国際スマート交通産業博覧会・未来の交通会議で明らかになったところによると、中国の高速リニア列車の研究に大きな進展があった。すでに高速試験ラインの建設を開始し、関連産業を展開させる基礎を備えている。新華社が伝えた。

杭州国産博覧センターの会場の外に、設計上の時速が600キロにのぼるという高速リニア列車があった。その先頭車両は現在の高速鉄道よりも細長く、車内は清潔かつ明るい印象だ。座席数は市場の需要に応じて調整できる。

中車時速600キロ高速リニア開発プロジェクトは2016年7月に始まった。中国中車股フン有限公司(フンはにんべんに分)が組織し、中車四方股フン公司が具体的に実施を担当する。30以上の企業、大学、科学研究機関と協力し、研究開発に取り組んだ。約3年にわたる研究開発により、開発チームは高速リニアのキーテクノロジーを確立した。車両、けん引、運転制御通信などの中核サブシステムの研究開発に、重要な段階的成果が上がった。

中車青島四方機車車両股フン有限公司のデザイナーの張志強氏によると、新型高速交通ツールである高速リニア列車には、高速かつ始動加速度が速く、登坂能力が高いといった特長がある。幹線交通で速度のメリットを活かすほか、中短距離の路線で優れた加速性能を発揮することもできる。都市の通勤効率を大幅に高め、都市群や都市の「一体化」「同都市化」「通勤化」の発展を促進する。(編集YF)

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