「復興号」に続き「和諧号」でも高速鉄道の無料WiFi提供開始

人民網日本語版    2019年12月6日(金) 23時20分

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初めて無料WiFiサービスを提供する高速列車「和諧号」が今月6日、杭州東駅から発車した。

初めて無料WiFiサービスを提供する高速列車「和諧号」が今月6日、杭州東駅から発車した。高速列車でのWiFiサービスカバー範囲がさらに拡大され、旅客は今後、高速インターネットを利用して動画を見たり、モバイル環境で事務処理をしたりでき、一層快適に旅をすることができるようになる。

中国の高速列車のWiFiシステム構築と運営を行う唯一の主体である国鉄吉訊科技有限公司(以下「国鉄吉訊」)が提供する無料WiFiサービスは、既に中国全土を走る高速列車「復興号」をカバーしている。同社によると、和諧号へのWiFiシステム搭載業務が急ピッチで進められており、2020年末をめどに、数百編成に搭載される計画という。

和諧号のWiFiに接続するためには、無線LAN機能をオンにしておく必要がある。その後、「高鉄WiFi」に接続して、アプリ「掌上高鉄」をダウンロードするか、微信(WeChat)のミニプログラム「掌上高鉄」を使うかして、簡単な登録を済ませると、インターネットを利用できる。

国鉄吉訊は今後、高速鉄道のWiFiと5Gの応用を融合させる計画だ。広深港高速鉄道、魯南(日蘭)高速鉄道など、5Gネットワークが全面的にカバーされている第一陣の鉄道路線において、同社は今後、車内におけるマイクロ基地局の設置と運営を担当し、高速鉄道を利用する旅客に無料の高速インターネットサービスを提供する予定となっている。(編集KN)

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