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日本人学生が中国企業にも目を、賃金も将来性も魅力的―中国メディア

配信日時:2019年12月8日(日) 9時20分
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就職活動をする日本人学生が中国企業にも目を向け始めた、と中国メディアが報じた。賃金や将来性も魅力的で、多くの学生が中国語を学び、日中両国を舞台にしたビジネスに関わる夢を描いている、と伝えた。中国福建省の就職活動現場

「就職活動をする日本人学生が中国企業にも目を向け始めた」と中国メディアが報じた。「大きなスケール」「高い成長性」が中国企業の独特な魅力になっていると指摘。「賃金や将来性も魅力的で、多くの学生が中国語を学び、日中両国を舞台にしたビジネスに関わる夢を描いている」と伝えた。

中国網によると、今年10月に民間の中国語検定機関が東京と大阪で開いた「中国留学・就職フェア」は、リクルートスーツ姿の日本人学生らでにぎわっていた。大阪の会場には2735人の学生が来場し、来場者は2016年の初開催時より8割増えたという。

日本の学生からは中国企業について「大規模で事業展開が素早く、やりがいが得られそう」「国や企業の成長が見込め、働く意欲がわく」といった声が上がった。フェアに参加した中国企業がパンフレットに載せた給与の金額は日本企業と遜色なく、そのため学生からは待遇面を心配する声は少なかった。

来場した東京都内の大学3年の女子学生(21)は「(日本の)就職サイトにはあまりない中国企業の情報が得られてよかった」と語った。大学の講義で中国人留学生と知り合い、中国に徐々に興味を持って1年半留学し、中国企業で働くことを決意したという。「両国の発展につながるビジネスはたくさんあるはず。中国企業で働くことで良好な日中関係の構築に貢献したい」と意欲をのぞかせた。

一方で中国企業も日本人学生に期待を寄せる。国際物流サービスのECMSの日本法人は初めてフェアに参加。同社は中国語を使う社内システムや本社からの連絡を理解し、日本の取引先と正確に素早くやり取りできる人材を探している。担当者は「多めに用意したチラシがなくなった。国際的な活躍の場を求める熱心な学生の多さに驚いた」と話した。

中国企業が日本の就活生の注目を集める中で、中国留学の人気も高まっている。日本学生支援機構の統計データによると、2017年度に中国を留学した日本人学生数は約5000人で、10年前と比べ7割増加した。中国は米国、オーストラリア、カナダに続く日本人学生にとって4番目の留学目的地となっている。多くの日本人留学生が中国語を専攻しており、中国で経済や医学などを学ぶ学生もいる。

海外就職事情に詳しい専門家は「アリババグループが記録的な売り上げを達成して話題になったり、華為技術(ファーウェイ)のスマートフォンが店頭に並んだり、中国企業が身近になってきた。日本人学生が中国企業に抱くイメージも変わり、就職先の選択肢に入るようになった」とみている。(編集/日向)

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