2013年9月6日、香港映画「コールド・ウォー 香港警察 二つの正義」が日本で10月26日に公開されることが決定し、リョン・ロクマン（梁楽民）、サニー・ルク（陸剣青）監督の来日が決まった。

同作はアーロン・クォック（郭富城）、レオン・カーフェイ（梁家輝）主演。香港警察の複雑な内部事情をベースに、テロ・誘拐から汚職事件、捜査を指揮する副長官同士の権力争いを描く。2012年香港で興行収入1位の大ヒットを記録し、第32回香港電影金像奨（香港アカデミー賞）で最優秀作品賞・監督賞など過去最多の主要9部門を獲得した。

共演にエディ・ポン（彭于晏）、ラム・ガートン（林家棟）、チン・ガーロウ（銭家楽）、チャーリー・ヤン（楊采[女尼]）。特別出演でアンディ・ラウ（劉徳華）も顔を見せている。

日本公開決定にリョン監督は「非常に光栄。最近日本で公開される香港映画は非常に少なくなったと聞いているが、香港で多くの人に支持された作品なので、日本でも気に入ってもらえれば」、ルク監督は「香港で警察副長官同士の権力争いを取り上げた映画は初めて。彼らが巧妙に互いの裏をかき、事件を解決する点がハイライトとなっている。米国のベテランスタッフによる空撮は、まったく新しい香港の姿を見せると思う」とコメントを寄せた。

「コールド・ウォー 香港警察 二つの正義」は、10月26日からシネマート新宿、11月9日からシネマート心斎橋ほかで全国順次公開。（文/遠海安）

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